感謝して共に生きよう  I thank you and will live together

感謝して共に生きよう  I thank you and will live together

作詞・ステーション・旅に出よう・山には山


作詞・ステーション

俺の住んでいる所は 欠陥だらけ
車椅子生活している 俺には危険がつきもの
駅に行って電車に 乗ろうとしても
腕の弱い俺には 自動券売機のボタンが押せぬ
改札口に入っても 階段だらけ
プラット・ホームに上がるには 駅員さん四人が御見送り
作ってください エレベーター
わかってください 駅長さん

俺の住んでいる街は 不安だらけ
ひとりで生活している 俺にはストレスいっぱい
駅に行ってはばかりに 移ろうとしても
足の弱い俺には 車椅子から便器に移れない
駅員さんの力が 借りたいよ
呼び出しボタン押したなら 駅員さん来るかな不安だな
作ってください 自動ドアー
わかってください 駅長さん

ひとりで終電に乗って 帰ってくると
迎えに来ないよ駅員さんが 俺の心暗くなる
助役さん俺に向かって 言った言葉は
めんどうかけるから 早く帰ってこいと
乱暴な言葉が 身にしみる
俺に言った言葉を 駅長の前で言ってくれ
作ってください エレベーター
言わせてください 駅長さん

作ってください エレベーター
言わせてください 駅長さん

作詞・旅に出よう

ここは 南房総 和田町の花畑
花の香りが 風に乗り 風が僕を包む
この街に来ると 南の国に 来たみたい

旅に出よう 青い空を ながめながら
旅に出よう 車椅子と電車に乗って
気軽な心で 旅に出よう

ここは 九十九里浜 朝日の昇る街
いわし ならぶ店先で 潮のにおいを吸って
この街に来ると 僕の故郷 想い出す

旅に出よう 青い空を ながめながら
旅に出よう 黄色いバスに乗り換えて
気軽な心で 旅に出よう

ここは 犬吠埼 地球の形が見える街
僕が あこがれている 彼女が住んでいる街
この街に来ると 車椅子が軽くなる

旅に出よう 青い空を ながめながら
旅に出よう きまぐれな雲のように
気軽な心で 旅に出よう

作詞・山には山

山には山の命あり
緑のにおい 風のかおり
あした会おうと ふるさとの山
はやく帰れと 啼くカラス

川には川の命あり
水のいおい せせらぎの音
あした会おうと ふるさとの川
笑ってみつめる メダカたち

空には空の命あり
真白な雲が 風に乗る
あした会おうと ふるさとの空
ふんわり雲が 笑っている



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