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CONTAX Tvs

【CONTAX Tvs】

発売年月日：1993/9
定価：170,000円（ケース付き。97/11製造中止）

高級コンパクトカメラの新しい世界を拓いたCONTAXT2。
その出現の恩恵をまず最初に受けたのは、実はプロのカメラマンたちかも知れません。
彼らの間では「T2をポケットに入れてロケに行って、結局T2で撮った写真を使ってしまった。
スポンサーには内緒だけどね」というエピソードが冗談まじりに語られているほど。
ロケの記録用、という彼らの目的以上の仕事をT2ならできる、ということなのでしょう。
さて、人気が高まれば、新しい要求が私たちの元に届きます。
その筆頭となったテーマが「ズームレンズの装備」でした。
ほとんどのカメラ愛好家にとって複数のカメラの携行があり得ない以上、
メインカメラとしての機能が求められるようになるのは必然的なことと言えます。
そこで私たちCONTAXの開発チームは長い議論と熟考の末、ニューモデルの開発に着手。
CONTAXTVSの誕生が実現したのでもVSとは、このズームレンズの名称「Vario－Sonnar（バリオ・ゾナー）」の略。
歴史あるゾナーレンズの描写力をそのままにズーム化する、という難問をクリアした自信作でもまた、ボディの大きさ・デザインは
T2をベースとしながらも内部はすべて新設計。
たとえば、測距方式を赤外線アクティブ方式から外部パッシブ方式に。
測光範囲は－0.4EV～17EV。露出補正は最大±5EVとするなどより使いやすい方向へ進歩させています。
小型・堅牢なボディに多機能性を加えたCONTAX Tvs。
往年の銘機たちの流れを汲む頑固なデザインと感触が、このモデルに注ぎ込まれた情熱を物語っています。
※CONTAX Tvsのパンフレットより抜粋

形式＞
35mmレンズシャッター式AEカメラ

レンズ＞
28mm/F3.5～56mm/F6.5（ズーム比2倍）6群6枚　カールツァイスT＊バリオゾナー　フィルター経30.5mm　手動ズーム

撮影距離＞
0.5m～∞　外部パッシブ式オートフォーカス（AF補助光）マニュアルフォーカス（目測式）切り替え可能

シャッター＞
1/700～16秒（プログラムAE時）1/500以下～16秒（絞り優先AE時。最高シャッタースピードは絞りにより変化する）16秒以上の場合はバルブ撮影可能

露出および補正＞
絞り優先AE/プログラムAE　測光範囲0.4～17EV　測光方式/SPD素子による外部
測光方式　露出補正/±5EV（1/3ステップ）

フイルム感度＞
DXコード対応　ISO25～5000

ストロボ＞
フラッシュマチックおよびガイドナンバー制御式　充電4秒

ファインダー＞
実像式ズーム　倍率/0.38～0.68倍　視野率83%

電池＞
CR123AまたはDL123A×1個　50%ストロボ使用で24枚撮り約15本撮影可能

大きさ＞
123（幅）×17（高さ）×41.5（奥行き）mm

重量＞
375g

その他特徴など＞
・オートローディング・自動巻き上げ・巻き戻し
・セルフタイマーは電子式10秒
・パノラマ途中切り替え
・別売りデータバック（20,000円）でデート写し込み可能

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