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2008.06.21
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カテゴリ: 日常
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♪サマーソングfor you  (杉田二郎)



JR大阪駅近くの横断歩道のそばに、時々編み笠をかぶった托鉢の僧が立っているのを見かけます。

「托鉢」(たくはつ)とは、仏教などの出家者の修行のひとつで、信者の家々を巡り生活に必要な最低限の食糧などを乞い、信者に功徳を積ませる修行のこと。


托鉢の本質について、興味深い話があります。


ある時、お釈迦さまは弟子たちに托鉢を命じたあとに付け加えて、こう言ったそうです。

「ひとつ大切なことを言い忘れていた。托鉢をする時に、金持ちの家を回ってはいけない。
貧しい人の家を回ってしてきなさい」

不思議に思った弟子たちは「言い間違えられたのではないですか?」と質問しました。


「なぜですか?」と弟子たちが聞くと、お釈迦さまはこう言いました。

「貧しい人たちは、今まで貧しいからと、他の人に施しをしてこなかった人たちです。
だから貧しさという苦界の中に沈んでいる。私たちが貧しい人たちから喜捨をいただくのは、その方々を苦界から救ってあげるためなのです。」


「喜捨」というのは金額の大小ではありません。
お金持ちにとっての1万円と、貧しい人にとっての1万円はまったく価値の違うものです。
貧しい人が懸命に工面して出した千円は、お金持ちの100万円より重みをもつかもしれません。


人間の生きる目的は「人に喜ばれる」ことだと、小林正観さんは言います。

施しをする人は、施しをすることによって「喜ばれる」
お釈迦さまは、そういう機会のない人たちに施しの機会をつくろうとしたのです。


                       出典 「宇宙を解説◆百言葉」 小林正観 著






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最終更新日  2008.06.21 17:40:18
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今晩は。  
昨日、マンタさんはどうしたのだろうと思った所でした。もうやめてしまったのだろうかと・・。

良かったです~♪ 復活して・・。
それに、とても良いお話でした・・。 (2008.06.21 22:42:58)

お久しぶりです。  
最近更新されていなかったので心配しておりました。

さて托鉢。僕は歩き遍路の経験者です。真言宗のヒーロー(あえてこういう言い方をさせてもらいます)である弘法大師も托鉢をしながら四国を巡っていたようです。だから今でもお遍路を志すものは一度は托鉢を経験すべし、との論者もいるようです。しかしながら現代の托鉢者は、信仰心など微塵もないただの浮浪者だったり、四国の寺には詐欺師まがいの人までいたりで、多少胡散臭い印象を持っている方もいらっしゃる(特に四国では)と思います。

そんなコトしたらバチが当たるよ。
って僕も思いましたが、
そもそもそんなコト出来る人たちは、
バチの意味も分からないようです。 (2008.06.21 23:08:05)

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