ラ ッ キ ー ☆ マ ン

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♪遊園地♪~1.始まりの理由~


日曜日。

学校も休み、ある程度暇な日。

嬉しくも、ゆっくりできる日。

洋一はそんな日曜日を想像しながら、

努力・友情・勝利・天才で家に帰ろうとしていた。

「うぅ~…ついに休みかぁぁぁ!」

洋一は背筋を伸ばしながら言う。

「ねぇねぇ、皆日曜日空いてる?」

そんな洋一に水を差す様に友情がニコニコしながら問う。

「どーせ、なんかの頼み事だろ?んだよ…」

勝利がため息をして呆れながら言う。

皆も勝利の意見に「確かに。」と頷いた。

「ヤダなぁ…今回は頼み事じゃないよ~♪」

友情は何かのチケットを出した。

「遊園地のチケット♪友達がぜひ来てって♪ねぇ、行こーよ!」

友情がニコニコ…イヤ、ニタニタしながら言った。

「ゆーえんち?何ですか?兄さん。ゆーえんちって…」

努力の言葉に皆はビックリしていた。

「行けば分かるよ♪と、いうか普通は行きますよねぇ! 兄さん!

「う、うぐ…わ、分かった…行くぞ…俺は…」

勝利は顔を引きつらせながら言った。

友情はニコニコしながら

「他の皆は?」

と聞いた。

「なら、俺も…」「フ。行くという選択しかない様だね。」

「ok♪楽しみにしててね♪待ち合わせ場所は学校の前ね!
10時に行こう☆
じゃ、僕らはこっちの道だから…ばいば~い♪」

嵐の様な人が去り、洋一は帰った。

「あれ、今日の帰り道に不幸が無かったな…♪」

だが、洋一は知らなかった。

大事な休日が最悪な日になると…

「~1.始まりの理由~end」


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