絵の教室
小学校あがる前から通い始めて、中学まで。筆を浮かせるのは一種の訓練だったのだろう。手の甲を着いていたら、絵がぐちゃぐちゃになってしまうから。
絵の先生がまた独創的で、あだ名はせんべい、好きな色はうんこ色（おうど色）。落ち葉で絵を描くとか手のひらスタンプでなにか表現するとか。（なんにも課題が思いつかないとうんこ色をメインにした絵を描けだのかなり身勝手）
小学校５年からは油絵をやり始める。細かい修正はせんべいに任せ、私たちはかなり自由にやっていた。
いつも最後までいる私と幼なじみの３家庭の親がせんべいを駅まで送るので、それを逆手に待っている時間に夏はアイス、冬はにくまん、ピザまんをおごらせていた。
想像すること、それをキャンバスに具現化することの楽しさはここがピカイチだった。
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