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2006.05.10
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カテゴリ: ヨーロッパ映画
原題:Le Temps Qui Reste(フランス) 公式HP
上映時間:81分
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:メルヴィル・プポー(ロマン)、ジャンヌ・モロー(ローラ)、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ(ジャニィ)、ダニエル・デュヴァル(父)、マリー・リヴィエール(母)、クリスチャン・センゲワルト(サーシャ)、ルイーズ=アン・ヒッポー(ソフィ)、アンリ・ド・ロルム(医師)

【この映画について】
独特の映像と脚本で定評のあるフランソワ・オゾン監督が、「死」を或る日突然宣告された若者を描いた。何の予兆もなく医師の元を訪ねたら「ガンが全身に転移」していると言われ、医師からは闘病を進められるが独自の行き方を模索していく。
若くして命の期限を三ヶ月と告げられたカメラマンのロマンは、果たして自身の何をこの世に残すことを決意したのかは映画の中で観て欲しい。オゾン監督にとってこの映画を通じて訴えたかったことは多いと思うが、それはこの映画を観た人達が独自に感じれば良いであろう。
ロマン役のメルヴィル・プポーは難しい役を見事に演じている他には、夫の子供を熱望するテデスキが演じるジャニィ役も難しいのだが難なく演じる。だがこの映画の中では主役のロマン以上に存在感を発揮するのは、ロマンの祖母ローラ役を演じるジャンヌ・モローの様な気もする。
【ストーリー(ネタバレなし)】
ファッション・カメラマンのロマンは売れなかった時代を経て最近では仕事で忙しい日々を過ごす売れっ子になってきた。
そんな或る日、今日もビルの屋上で仕事をこなすがロマンはイライラしスタッフに当り散らす。そのロマンには京都での仕事依頼が事務所に舞い込んでいたが、日本行きをパリでの仕事多忙を理由に躊躇っていた。だがロマンは撮影の最中に倒れてしまい病人に運ばれてしまう。検査結果を数日後医師から聞かされるロマン。だが医師が告げたのは驚愕の結果だった。
医師はロマンに「ガンが全身に転移し手術の施しようが無い。余命は三ヶ月程度」と告げた。同時に化学療法で進行を遅らせることも可能であり、その道を選ぶように進めるがロマンは拒否する。
病院からの帰り道、行き慣れた公園のベンチで手を震わせながらそこで繰り広げられる平和な光景にカメラを向けた。
ここから先の三ヶ月を考えるとロマンは自分なりに今後のことを考え始めた。両親が住むアパートを訪ねるが、疎遠だった離婚寸前の姉ソフィと人生感の違いを巡り大喧嘩をし家を飛び出す。父に頼んでアパートまで車で送ってもらうが、父は何時もと様子の違うロマンに違和感を感じる。更に同居するゲイの愛人サシャにはイキナリ辛くあたり追い出してしまう。
ロマンは両親姉と気まずくなってから、今度は郊外に住む祖母ローラに会いに車で駆ける。途中立ち寄った人気の無いドライヴインで、ウェイトレスのジャニィに声を掛けられる。彼女はロマンと身の上話をするがロマンは余り興味を示さなかった。

帰り道にカフェに立ち寄ったロマンは、そこで行き道に出あったジャニィと偶然再会する。ジャニィはこの店で夫が働いていることを話す。そして夫と何事か話した後、ロマンにとんでもない依頼をする。それは夫に問題があって熱望する子供が出来ないので、ロマンがジャニィとセックスして代理父になってくれとの願いだった。ロマンはその申し出に驚きながら「子供に興味はない」とだけ言って店を出てしまう。
アパートに戻ると、そこにはサシャの置手紙があった。ロマンの命の期限は刻一刻と迫ってくる。さてこの映画の上映時間は短いのでここから先は書けませんので幾つかのポイントだけを。無人のアパートに戻ったロマンは何を考えたか?ロマンは死後に何を残すことを決意するのか?姉と若い出来るのか?ジャニィの申し出が気になっていたがロマンは何を決意したのか?サシャへの思いとは?写真で彼が伝えたいこととは?
オゾン監督の世界観を文字で伝えることは難しいので、是非、映画館でご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
オゾン監督の作品を観たのは「スウィミング・プール」 「ふたりの5つの分かれ路」 に次いで3本目である。後者は結婚した男女の出会いから別れを逆に描くという手法で我々を驚かせたが、今回は31歳のカメラマンの主人公が「命の期限」を三ヶ月と区切られた男の生き様(死に様)をオゾン監督独自の視点で描いた。
前半の命の宣告を受けてから登場人物たちとの関係を、後半では自分の生き様(死に様)を自分に納得の行く形で残していくかに専心していたようだった。
家族、祖母、ゲイの恋人、見知らぬ男女との関係を描いたのだがこういう設定を考え付くことが素晴らしいではないか。見知らぬ男女との関係は唐突のような気もするが、こうした心境の変化が徐々に現れるのだが、無駄な映像は一切ないオゾン監督の作品はスクリーンに釘付けになって観るべきだ。
余談だが3年ほど前に 「死ぬまでにしたい10のこと」 という映画があった。あちらもやはり若い母親が或る日ガンだと告げられて半年ほどの命と宣告された。ただ違うのは、あちらは女性が主人公で夫も子供もいる点。どちらも考えさせられる映画だった。
【自己採点】(10点満点)
9.2点。 テーマは多少重いのだが、登場人物との関わり方やロマンの人生の軌跡を81分という短い時間にこれだけ凝縮出来るのはオゾン監督ならでは。

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Last updated  2006.06.13 21:53:33
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自分の余命が3ヶ月とわかったらどうするか
生きるのはどういうことかと考えるのに良い映画だったと思います。 (2006.05.14 23:13:04)

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