>薫2119さん、今年もよろしくお願いします!
ほう観にいくのですか~、じゃあ、鑑賞後の感想をその時はおきかせ下さいね。
クラシック音楽には全く無知な私ですが、映画の題材としてその人物を取り扱ってものを観るのは苦になりませんので観ました。
それにしてもエド・ハリスのなりきりは凄いですよ。

BGMのコラムですか?私自身もまさか一年間続くとは思いませんでした。 (2007.01.02 00:19:38)

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kintyre @ Re:映画『アメイジング・グレイス』を観て(03/27) >kaoritalyさん、こんばんは この映画…
2006.12.31
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原題:Copying Beethoven(イギリス・ハンガリー) 公式HP
上映時間:104分
鑑賞日:12月24日 バウスシアター(吉祥寺)
監督:アニエスカ・ホランド
出演:エド・ハリス(ベートーヴェン)、ダイアン・クルーガー(アンナ・ホルツ)、マシュー・グード(マルティン・バウアー)、ラルフ・ライアック(シュレンマー)、ジョー・アンダーソン(カール・ヴァン・ベートーヴェン)、ビル・スチュワート(ルディー)

【この映画について】
怒れる風貌の肖像画、クラシック界の楽聖べートーヴェン“エリーゼのために”から“第九”といった世紀を超えて愛される作品群。
しかしベートーヴェンの人となりがどうであったかはあまり知られていない。本作はアンナ・ホルツという架空の女性コピスト(写譜師)の目を通し、晩年のベートーヴェンが描いた意欲作だ。
人の才能をけなし、音楽の才能が無いと自覚しながらも多大な期待を甥のカールに掛け、傲慢な態度をとるベートーヴェン。しかしその裏には、不幸な少年時代、体力の衰えから来る創造に残された時間はわずかなのに思うようにいかない苛立ちがあった。それを受けとめてくれる23歳の女性アンナ・ホルツは、彼にとっては恋愛の対象というよりも、母性的な存在だ。
ベートーヴェンを演じるのは、名優エド・ハリス。若手の頃の『アビス』、『ポロック/2人だけのアトリエ』ではポロックに成りきった演技力などは高く評価出来る。最近では『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の殺し屋など、出演する作品によってまったく違う面を見せる演技派で、今回もベートーヴェンを熱演している。
写譜師アンナ・ホルツを演じるのはドイツ出身でモデルから女優へ転身したダイアン・クルーガーで『トロイ』での美しい王妃役、『ナショナル・トレジャー』での研究員、『戦場のアリア』ではソプラノ歌手を演じるなど、その美貌だけではなく最近では演技力も向上しこれからも注目される女優だ。
【ストーリー(ネタバレなし)】
“第九”の初演を4日後に控えた1824年のウィーン、合唱パートの楽譜が完成しない中、ベートーヴェンのもとに音楽出版者シュレンマーは音楽学校に依頼し一番優秀な学生として、アンナ・ホルツを写譜師として送ってきた。女性に困惑するシュレンマーは送り返そうとするが、彼女の強い意志を汲んでベートーヴェンに派遣した。ベートーヴェンはアンナを冷たくあしらうが、アンナは楽聖のミスを指摘し「修正」することで彼女の才能を知り、翌日から仕事を任せることになり宿泊先の修道院から彼のアパートに通う事に。
尊大で傲慢なベートーヴェンだが、ただ一人の肉親である甥のカールだけは溺愛しピアニストにさせようとしていた。しかしカールは賭け事にのめり込みその一方的な愛を疎ましく感じていることに気づかない。一方にアンナには建築家を目指す交際相手がいるものの、アンナが写譜の仕事にのめり込み交際相手のマルティンは彼女の仕事に理解を示そうとしない関係が続いていた上に、紹介したベートーヴェンもマルティンの仕事を歯牙にもかけなかった。
やがて初演の日がきた。アンナはマルティンが用意した席にドレスを纏い座ろうとしたところ、シュレンマーが現れ楽屋のベートーヴェンと対面する。そこには難聴から指揮を怖れるベートーヴェンがいた。アンナはベートーヴェンに演奏席の中で彼にテンポの合図を送る役目を頼み、彼女も承諾し励ますのだった。
アンナはバイオリン席の後でベートーヴェンに指示を送り、彼もそれを頼りに指揮を滞りなく進め甥のカールも途中で合流しその様子をみて涙するのだった。劇場にこだまする大歓声を理解出来ない彼に対し、アンナは即座に客席に振り向かせることで歓声を理解しアンナに賞賛の言葉を贈った。

だが、その時のマエストロがアンナに取った態度とは彼女を大いに傷つけた...そして、涙ながらに修道院へ足早に引き返しそこで掛けられた言葉は...
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.アンナを傷つけたベートーヴェンの態度とは何?
2.修道院に戻りそこで掛けられた慰めの言葉とは?
3.アンナの後を追ってきたベートーヴェンは彼女にその後どう接したのか?
4.ベートーヴェンはアンナの曲を完成させる為に果してどういう役割を果たしたのか?
5.第九に次いで完成した「大フーガ」の演奏会での評判は?
6.アンナとマーティンの関係はそのごどうなる?

などを中心に迫力のある音楽とともに映画館で是非ご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
この映画の邦題と原題ではそのニュアンスが微妙に違う。原題は「Copying Beethoven」なので「ベートーヴェンの写譜師」であるので邦題は映画の中身を表しているかのようにも感じる。
クラシック音楽には全く素養が無い私なので「写譜師」という仕事があることさえ知らなかった。その上、映画ではその存在が女性であるという設定は良かった。ストーリーの展開としては、アンナが両親の元を離れて修道院で寝泊りしながら学校で作曲を学び、ベートーヴェンの写譜師としての仕事をするまでの様子と聴力障害に悩まされながらもアンナの助力で第九の初演を成功させるまでの流れは見事。
第九の指揮の場面で自信に揺らぎがあったマエストロを影で支え、見事に指揮者としての役目を果たしたシーンはこの映画のハイライトだ。しかしそのハイライトを中盤に持ってきたために、その後のベートーヴェンの作曲家としての一面とアンナの作曲家への道のりへのシーンのインパクトが弱く感じたがこれは監督の意図するところだったようだ。
第九での大成功と「大フーガ」作曲における自己満足と世間の評価の差に悩むマエストロの姿は、ある意味でこの楽聖の頂点とどん底を描いた。
恋人と決別し自分の信じる道を極めることを生きがいとしたアンナの姿は、19世紀当時の女性の生き方としては画期的だったのではないだろうか?そしてそんなアンナをベートーヴェンは時には妻として、母として、パートナーとして彼女を見ていたと思う。
この映画の主人公はそうした点からもベートーヴェンよりアンナ・ホルツであるとも言える。
【自己採点】(10点満点)
7.8点。 ダイアン・クルーガーの指揮を助けるシーンと、それに助けられて精一杯の指揮を取るベートーヴェンを演じたエド・ハリスの成りきり振りには感心した。
この演技でダイアン・クルーガーの演技の幅がひとつ広がり今後の出演作が楽しみになってきた。

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[今日の主なBGM](最終回)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.James Brown/Love Power Peace-Live At Olympia,Paris,1971

このコーナーは1月1日にスタートし大晦日の 今日が365回目の「最終回」 とします。元々は音楽の話題が少ないブログだったので、毎日何を聴いたかを書くことでその足しにしていた。
最初はI-PODを買った直後だったので毎日ダウンロードし聴いていた。そこで今日は何を聴いたかを書き出しているうちに、段々と欲が沸いてきて、可能な限り自分のCDをダウンロードして行きどこまで続くか試して行った。最初のうちは、3月位までかなと思いながらも日々3~5枚程度をダウンロードして行ったらあっという間に終わりそうだったので、途中から2枚、そして遂に「1日1枚」を目標に今度はどこまで続くかとりあえず頑張った。実際にはここに書いてあるアルバムは一枚でも毎日平均して4~5枚、曲数では50~70曲は聴いていました。
そして半年が過ぎ、まだまだ自分のライブラリーに余力があり途中で新譜を購入したりで終わる気配はなし。
結局、秋を過ぎてから何とか「年内まで毎日続行」させることを近い遂に最終回を迎えて完遂した。と言っても自分のCDライブラリーはまだまだ残っているので、本当は続けたいのだが1年間このコーナーが続いたのを機会にこのコーナーはお仕舞い。それでも当面はダウンロードは続行しI-PODへの収録曲が7799曲なので、これを気長に増やして行こうと計画中です。
自分でも何枚CDを所持しているか分からないので、いずれ整理してみる積りです。





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Last updated  2007.01.02 00:11:58
コメント(16) | コメントを書く
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Re:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
薫2119  さん
kintyreさん、あけましておめでとうございます。
この映画、明日、観に行く予定なんです(笑)
アニエスカ・ホランド監督に興味があって、とても良い映画に仕上がっていると友人から聞いたので、ぜひ今ショパンに凝っている子供達と行きたいと思って計画してました。(ちびの方は、筋肉バトルの方がいいみたいで、行かないと行ってるので、置いていきます)
今日の主なBGM最終回ですかぁ~
寂しいけど、ご苦労様です。
知らない曲もたくさんあったけど、いつも楽しみにしてました。kintyreさんは、ものすごくレパートリーがおありですね! (2007.01.01 22:30:42)

Re:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
kintyre さん

Re[1]:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
薫2119  さん
kintyreさん
観てきましたよ~!
オランダのコンセルトヘボウ管弦楽団の力強い演奏が、ホランド監督のお気に入りで、100ある第九から選ばれただけあって、活力に満ち、素晴らしかったです。娘が聴いていて涙が出たと言ってました。
アンナの役は実話だと思っていたのですが、実際写譜師をやっていたのは、カール・ホルツという人物で、アンナはフィクションであり、純粋な心、深い献身、聡明さがすべて備わったベートーヴェンの理想の女性の集大成であったみたいですね。
エド・ハリスは尊敬する大好きな俳優ですが、この役のために太ったのか、何度か裸の部分が出てきて、娘が「きもい、きもい!!」を連発(笑)若い娘にはショックなシーンだったようです。
ホランド監督は、醜い部分もえぐり出すけれど、その中の真実の美しさを描くのがうまい監督だなあと再認識しました。ベートーベンは、魂と生命の音楽ですね! (2007.01.02 22:20:17)

Re:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
kintyre  さん
>薫2119さん、こんばんは
そうですか早速観てきた感想を頂いてありがとうございます。
クラシック音楽に疎い私でも、中盤のハイライト・シーンの第九の演奏シーンは感動しましたよ。不安で一杯だった楽聖を励まし、思いどおりの指揮を取らせ成功に導いたアンナ・ホルツは偉大ですね。
まあ彼女は創造上の人物ですがプログラムを読んでいると、ベートーヴェンの周辺にいた女性数人からヒントを得て作ったようなことを書いていました。
エド・ハリスは「ポロック/2人だけのアトリエ」でも、偉大な芸術家になりきっていた演技力がありますので今回もベートーヴェンになりきっていたかのような演技力は素晴らしかったですね。
ダイアン・クルーガーも「トロイ」の頃は、その美貌に注目が集まっていましたが今回の演技は今までで最高の出来でしょう!
今回は女性監督なので彼女も演技しやすかったのかも知れませんね。 (2007.01.02 23:01:42)

Re:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
ほしの部屋  さん
あけましておめでとうございます。
僕のこの映画を観て素晴らしいと感じました。
特に第9のシーンは良かったですね。
では、今年もよろしくお願いします。
ほし☆彡より。 (2007.01.02 23:21:37)

こんばんは!  
あけましておめでとうございます! (=^ ^=) ♪
ベートーヴェンの曲は知っていても、歴史的なことは知らなかったので、
今作でいろいろなことを学ぶことができて良かったと感じています。
今年もいろいろな映画のお話を・・・。よろしくお願いします。   (2007.01.03 01:29:06)

すごいですね。   
アルテア  さん
 明けましておめでとうございます。いつもコメントを頂きありがとうございます。すごいですね。5つも映画のレビューが続くとは・・・。私は「幸せのちから」「マリー・アントワネット」まで観るものがありません。今年もいい映画がたくさんみられるといいですね。それでは、また! (2007.01.03 07:30:23)

Re:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
kintyre  さん
>ほしの部屋さん、明けましておめでとうございます
私もこの第九のシーンは感動しましたがクライマックス・シーンではなかったですね。エド・ハリスのなりきりは凄いし、ダイアン・クルーガーの名指揮者?ぶりも良かったです。
>BLUE ROSEさん、明けましておめでとうございます
私もベートーヴェンの曲は何となく知っていても、歴史的背景とかは全く知らなかったので勉強になりました。
こちらこそ今年もご贔屓にして下さい。
>アルテアさん、明けましておめでとうございます
年内に駆け込みで観た映画が続いたので一気に書いて見ました。
「幸せのちから」「マリー・アントワネット」は私も楽しみにしている映画です。
(2007.01.03 15:16:57)

こんばんは♪  
ゆかりん さん
TBありがとうございました☆
こちらからは送れないみたいです、ごめんなさい。

エド・ハリスのベートーヴェンはホント良かったです。 (2007.01.03 21:22:22)

Re:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
kintyre  さん
>ゆかりんさん、こんばんは
あれ?TBダメでしたか?何でだろう、特に制限はしていないのですが、もしかしたら楽天サイドで制限しているのかな?だとしたらごめんなさいね、また時間があったらトライしてみてください。

エド・ハリスはこの役を受けるにあたり、関係書類を読んだり指揮の仕方を勉強し、プロの楽団からも賞賛されたそうですよ。
でもあの映画での風貌は学校の教科書でみたのとそっくりで驚きました。 (2007.01.03 23:06:01)

はじめまして。  
caren さん
はじめまして、carenと申します。
以前、(と言ってもかなり前の話ですが・・・)
TBをいただいた者です。
その節は、ありがとうございました。

この映画、観てみたい!と思っておりました。
それにしても、たくさんの映画を観てるんですね☆
うらやましいです・・・ (2007.01.05 18:55:45)

Re:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
kintyre  さん
>carenさん、こんばんは
この映画は予告編を観た時から何だか公開日が待ち遠しかったです。
エド・ハリスは演技力抜群の俳優なので、どういうベートーヴェンになるか楽しみでしたが想像以上でした。
これからもよろしくお願いしますね。 (2007.01.05 23:31:52)

TBどうもです  
たいむ さん
原題と邦題、まったく違うものになっていましたね。
けれど、なかなか良い邦題だったと私は思います。
素敵な作品でした。感動です!!
(2007.01.07 15:26:28)

Re:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
kintyre  さん
>たいむさん、こんばんは
原題と邦題が一致しないどころか、全くかけ離れた題になるケースが多いですね。
この場合は映画全体の内容から付けたタイトルのようですね。
中盤の第九の演奏と指揮をするシーンは圧巻でしたね。エド・ハリスのなりきりに拍手です。 (2007.01.07 23:15:28)

おはようございます!  
アイマック さん
TBどうもありがとうございました!

盛り上がりを中盤にもってきた、変わった構成の映画でしたよね。
私もアンナが、実質主人公にみてとれました。
女性の自立物語でもありますね。
エド・ハリスの成りきりぶりには、感心しました!
(2007.01.08 09:38:49)

Re:映画『敬愛なるベートーヴェン』を観て(12/31)  
kintyre  さん
>アイマックさん、こんばんは
監督がクライマックスを中盤に持ってきた意図はプログラムのインタビューで書いてありましたが、大フーガについても描きたかったからみたいです。
ベートーヴェンは明らかに女性であるアンナを見下していましたが、それでもしっかりと自分の将来像を描いていた彼女の意思の強さにも感心しました。 (2007.01.08 23:09:59)

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