そしたらそこの平積みのコーナーにディラックの「量子力学」を見つけて驚いた。発行元は岩波書店である。これは、朝永先生や、玉木、木庭先生などの翻訳による、P.A.M. Dirac著「量子力学 原書第4版」 の復刻版であった。オリジナルの日本での出版は1968年(昭和43年)である。
「英文解釈」と表示された書架に、研究社の『新々英文解釈研究』が並んでいるのを見つけたのである。私達はこの本を「ヤマテー」と呼んでいた。著者は山崎貞氏なのだ。
「マメタン」は文庫本の半分くらいの大きさで、表紙は赤いビニール装だった。頁を開くと、a、 abandon、 abbot、 abbreviate、 abdomen、 abduct、 ・・・・・ abyss、と続く(未だちゃんと覚えている)。我々はこのマメタンの指定された範囲の頁を暗記させられ、毎日授業の始まる前にテストを課せられたのだ。
その後1966年(昭和41年)になって、我が校の「マメタン伝統」は中国共産党に注目されるところとなり、「毛主席語録」として数多の紅衛兵の必携品となったのは、有名である。(嘘です)暑いときは本を読もう 2011.08.18
夜間飛行 承前 2010.08.19