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渡島総合振興局地域政策課です。
渡島管内には多くの大学があります。
北海道大学(水産学部)、北海道教育大学函館校、公立はこだて未来大学、函館大学、ロシア極東連邦総合大学函館校などの大学のほか、短期大学、高等専門学校などで、たくさんの学生さんが学ばれていますが、函館から100kmほど北の 長万部町 でも、全国から集まった若者たちが学舎で、共同生活を送っています。
東京理科大学 の基礎工学部は昭和62年に設置され、同時に長万部キャンパスがオープンしました。学部の1年生約300名が、3棟の男子寮と1棟の女子寮で、勉学に励みつつ、長万部ライフを満喫しています(部屋の中も見せてもらいました(男子寮です)が、室内はきれいに整理されていました)。
理科大のお陰で長万部町の年代別人口比率では18 - 19歳が飛び抜けて高いのですが、東京理科大学では、2011年10月に、大学による社会貢献の一環として 「長万部地域社会研究部門」 をスタートさせ、ホタテ養殖の研究やまちづくり運動への参画など、長万部町のまちづくりに向けた研究をスタートさせました。

そして、12月16日に、1年間の研究成果を 発表するため、 「長万部シンポジウム」 が町内で開催されました。

学生ボランティアの皆さんが、受付などスタッフとして活躍されてました。
お休みの日にご苦労様です。

シンポジウムは三部構成で、講演、講演、パネルディスカッション。となっています。
選挙当日かつ季節はずれの雨降りの中でしたが、まちづくりに関心をお持ちの、多くの町民の皆さんが来場されました。

第一部は、長万部キャンパスの先生による講演で、理科大の地域貢献のあり方や、長万部町の歴史と人口の関係、今後の予測、考えられる対策などについて講演をいただきました。

第二部の講演では、千葉県の野田キャンパスにある理工学部の先生方による、長万部町の将来シミュレーションや、大学の知見を活かしたまちづくりへの提言などについて講演をいただきまして、聞くものにとって考えさせられる内容でした。

長野県小布施町で、実際のまちづくりに携わっておられる川向教授からは、人口減少の中でも「まちづくりの火を消さない」・「廃校となった小学校を活用した、集落で人の集まる場所づくり」などのお話がありました。

渡島総合振興局からも、パネリストとして参加しています。
人口減少、少子化、高齢化、といった重たい課題がテーマで、パネリストの皆さんも苦労されているようでしたが、発言に対し会場では頷く人も多くおられました。
予定時間を大幅に超過した、熱のこもったシンポジウムでした。
長万部地域社会研究部門の友岡部門長によりますと、次回は 「ホタテ」 をテーマに開催するとのこと。
次回では、私たちとしても、事前の広報などでも協力させていただきたいと思います。
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