檜山振興局環境生活課いきもの係です。

　９月に入り、セミの声も少なくなってきました。今年の江差の夏は、３０度を超える日はなく、人間にとっては活動しやすい状況でした。そんな中でも、もう少しで熱帯夜という気温の日には、夜無数の虫たちが街頭に飛び交い、温度が高ければ活動が活発になることを裏付ける光景でした。

　さて、野鳥たちは子育てを終え、早いものは、すでに南に渡ってしまいました。江差のかもめ島で繁殖していたコムクドリは、とうの昔に島を去り、それ以外では、ハクセキレイが芝生の上で親子でしきりに餌をとっています。

　こうした中で、移動中にかもめ島に立ち寄った野鳥たちを紹介します。

　かもめ島でちょいと休憩してます

仲良く並んでイワツバメがご休憩　　　　　休まず島上空を通過しま～すダイサギ

ここは海ですよ～カワセミ君　　　　　　　　ノビタキと小スズメにらみ合い？

島の神社の裏でお休み中コサメビタキ　　ご休憩する鳥たちを狙うハヤブサ

　秋の花々　

　夏の終わりから秋に咲く花たち、花粉を運んでくれる虫たちがいる間に、目立たなければなりません。時節柄、紫色の花が多いような気がします。少し違う色の花を織り交ぜてみました。

赤くないけどナガボノシロワレモコウ（吾亦紅）

道ばたのコバギボウシ取られないでね　　さあ本番オオアキ（秋）ノキリンソウ

本家より少し濁った感じギンリョウソウモドキ　　　　　島風のせいか背の低いツリガネニンジン

　これから、秋本番、かもめ島には渡り鳥が沢山休憩に入ります。残念ながらメジャーな探鳥地としては紹介されていません。これから、みっちりかもめ島に通い、探鳥地に仕立てていきたいと思います。

最後に、沖縄ではありません。かもめ島ブルーシーショア