こんにちは！留萌振興局農務課健康産業支援室です

留萌振興局では、開発や乱獲で資源数が激減した浜の山菜 ハマボウフウ の資源復活と地域食材としての活用を目指し、「苫前町ハマボウフウ研究会」と協力して活動を行っています。

今年はハマボウフウの試験販売や「浜辺の自然観察会」などの活動を行ってきました。
そして、先日９月２９日には今年度最後の活動として「 ハマボウフウ復活作戦 」を実施しました！

研究会発足当初から行い、今年で５回目となる「 復活作戦 」。
ハマボウフウの資源復元を目的として、これまでは復元区域の砂浜でハマボウフウの種まき作業をしてきました。

しかし、今年はあいにくの悪天候続き
風は吹き荒れ、強い雨が短時間で降ったりやんだりと、屋外で作業するのは難しい状況に...。

そこで、苫前町役場の車庫をお借りし、ポットへの種まき作業を行いました。

今年は研究会のメンバーと地元小学生のほか、活動にご支援をいただいている北海道コカ・コーラボトリング（株）や留萌信用金庫の皆さんにもご参加いただき、全５０名で活動を行いました。

砂を慎重にポットに入れたり、ハマボウフウの花だった部分（今は茶色い種が出来ています）から種を採ったりする皆さんの姿は真剣そのもの！１人１つずつ、丁寧にポットに植え付けてもらいました。

最後には今日植え付けた種が来年に芽を出し、大きく育ってくれることを祈りながら、みんなで記念撮影をしました。

また来年、浜辺にたくさんのハマボウフウが揺れることを願って…