便秘


【 便  秘 】

 食べ物が口から入ります。

 胃・腸・・・と、栄養素が分解されながら、どんどん

 吸収されて行きます。

 小腸で、約97パーセントが吸収されると言われます。
 小腸と、大腸の間に『蓋』があります。

 普段は、行き止まりになっています。

 水分がいっぱいになると、この蓋が開くようになっています。

 大腸に突入できるのは、水分と、食物繊維と、

 わずかな栄養素だけです。
   水に溶ける(水溶性)食物繊維

 ① 水を含んで、柔らかい便にします。

 ② 便を増大させて、カサを増やします。

 ③ 大腸の壁を刺激して、便意が起こります。(ぜん動)  

   水に溶けない(不溶性)食物繊維

   便の骨格(核)を作ります。






便秘の原因は、ストレスや、食事の不摂生、便意を無視する・・・など、さまざまです。

口から入った栄養素は、殆どが小腸までに吸収されて、大腸にたどり着くのは、水分と食物

繊維と、わずかな栄養素だけです。

食物繊維には、2種類あって、便の核になるもの、そして、カサを増し、便意を促すのです。


水分を沢山摂ると、食物繊維がその水分を吸収して柔らかく、そして、大きくなります。

大きくなった便が、大腸のぜん動を促し、便意をもようさすのです。

この時に、食物繊維が不足した状態ですと、水分は、全て大腸の壁に吸収されて行きます。

水分が不足した状態ですと、食物繊維が便のなりそこないなり、カチカチの小さな固い便が

作られます。

このカチカチの便は、小さい為、腸の壁を刺激する事が出来ないので、ぜん動は起こらず、

従って、便意もおこりません。

これが便秘です。


排便の為には、ぜん動、つまり、収縮が必要です。

便のカサを増大させ、大腸の壁を刺激しないと、ぜん動が起こらず、【便秘】になります。

私達人間は、約100種類・100兆個の腸内細菌と共存しています。

善玉菌と呼ばれるもの、悪玉菌と呼ばれるもの、もしくは、そうでない、後ろで控えているも

のに分かれていますが、100兆個と言う数は、常に一定しています。

つまり、善玉菌が増えた数だけ悪玉菌が減り、悪玉菌が増えると善玉菌が減っているのです。

悪玉菌の中には、腸内に、便を貯め続けていると、発ガン物質が、大腸壁を刺激し続けて、

その場所からガンになる・・・クロストリジウムという菌なども存在します。

便意を無視したり、便秘が続くと便意のセンサーも次第に弱ってきます。


食物繊維の摂取は、1000Kcalの食事なら、10g必要です。

1500Kcalの食事なら、15~20g必要です。

中でも大切な食事は朝食です。

空腹の長かった時間の後、胃腸が充分広がり、食事で刺激する事により、胃結腸反射が起こり

やすいのです。

つまり、便意をもよおしやすいのです。


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