スローフード

2004年5月

スローフードとは?!

スローフードは最近特に世界各地でよくとなえられるようになった言葉です。

おふくろの味を守ろうとかその土地の美味いもののように使われてしまうことも多いですが、本来の意味と言うのは奥が深く、現代の先進国には難しいことかもしれません。

その土地で取れたその土地の食べ物をその土地の調理法で食する。

それが本来のスローフードと言えると思います。

おふくろの味は、最近ではただの母親の味であって古来からの調理法ではありません。
古来からの作り方を知りたくても、なかなか今では知ることができませんよね。
それこそ、江戸時代を生きたおばあちゃんに聞きたいくらい!!(長生きしてても無理ですね)

それくらい、日本には各世界の料理が普段の食卓に並びすぎている。。。

野菜や果物や魚は、その土地にあわせてできたものばかりです。
旬の食べ物はその季節の体に必要なものばかり詰め込んだ宝物です。
春は苦味のあるものが多く、冬に溜まった毒素を排出してくれます。
夏は酸味のあるもの、体の熱を下げるものができます。
秋は冬に向けて肥えるための物が多く、冬には寒さをしのぐために油分を取る。
冬にナスを食べると体が冷えてしまい色々な体の不調が出てきてしまう。
南国のフルーツのほとんどは体を冷やす効果があるので冷え性になる。

日本の風土に油だらけの食事は必要ないし、体を冷やしすぎる食事も必要がない。

春夏秋冬入り混じった食事の上に無国籍な食べ物。
先進国のアレルギーや成人病などの疾患は「食」が原因ではないかと言われるほどです。

せっかくスローフード運動が広まってきても、今の時点ではなかなか伝承者もいないし、誘惑も多い。
誰だって楽したいし、マスコミは消費者にでたらめ吹くし。
食べ物のほとんどは海外からたっぷりの防腐剤とワックスと農薬を振り掛けられて持ってこられたものだったり。

日本の作物だってどうにもならない。
農薬の面積あたりの散布量が世界一なんだから!!!
そりゃあ、土も馬鹿になるから今更農薬も化学肥料もやめるっていったって育ちが悪くなる。
薬がないと育たない土地と野菜をせっせと作っちゃう。。。最悪。

もう、悪循環の塊です。

本来の意味のスローフード。

土地の力でできたその土地の食べ物をその土地の人間がその土地の調理法で食する。

伝承されていかれるべき伝統を受け継いで伝えていく。

それは主婦にできる大変尊い仕事かもしれません。

仏教でいえば「人土不二」ということ。(私は仏教徒じゃありませんが笑)

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: