MIRROR  BALL

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※「天国からはじまる物語」 ガブリエル・ゼヴィン おすすめ度★★★
              堀川 志野舞・訳
天国からはじまる物語
 リズ(エリザベス)は、16歳の誕生日を目前に事故で死んでしまう。
 この物語は、リズが死んでから「ある場所」にたどり着き、
 そこで自分の身に起こった「事実」を知り、そして、そこで
 もうひとつの人生を与えられるという話。
 家族、友達との別れ。新しい生活での出会い。
 リズは新しい人生を受け入れられず、悲しみ嘆き、落ち込む。
 「ある場所」には、若くして亡くなったリズの祖母(ベティ)が居て
 リズはベティと暮らし、面倒を見てもらう。
 リズが生前、父親の誕生日プレゼントに、と用意しクローゼットの中に
 隠しておいたセーターを、どうしても父親に渡したくて、地上とコンタクトを
 とろうとする。
 その場面が、とても切なくて涙がでる。


※「単騎、千里を走る。」 白川 道  おすすめ度★★★★★
単騎、千里を走る。
 原作の小説が映画化されることが多いが、この本は、
 映画「単騎、千里を走る。」をもとに、創作を加えて小説化したもの。
 主人公・高田剛一は、大手電子機器メーカーを退職し、男鹿半島に移り住み
 漁師をしながら暮らしている。
 東京に住む息子・健一との間には深い溝があって、もう何年も連絡を
 取り合っていない。剛一に報告もないまま、健一は理恵という女性と結婚。
 ある日、理恵から健一の命が残りわずかだと知らされた剛一。
 剛一は初めて健一に近づきたいと思い、また、互いの心の溝を埋めたいと願う。
 そして、ある決意を胸に剛一は一人で旅にでる。
 目的を果たすために。
 そこで出会った人々の心情に触れ、剛一は本当に大切なものに気づいていく。

 180ページの、さほど長くない小説なのだが、とても感動した。
 高倉健さんが演じる剛一を見てみたいと思う。
 「ぜひ、おすすめ!」の一冊です。 

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