MIRROR  BALL

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※「陰日向に咲く」  劇団ひとり   おすすめ度★★★★

陰日向に咲く
 芸人・劇団ひとりが書いた5つの話の連作小説。
 すべての話がそれぞれ、ちょっとダメな人が主人公になっていて、どこかで
 他の話とちゃんと繋がっている。
 ホームレスを夢見るサラリーマン、メジャーじゃないアイドルを好きな男、
 何に対しても自信が持てない女の子、ギャンブルで借金地獄の男、
 本当の自分になるために上京する女の子。
 その人たちが、最後に見つける「何か」。
 私が特に感動したのは、ギャンブルで借金地獄の男の話「Over run」。
 その男が最後に知った人の優しさと悲しみに、涙がとまりませんでした。

 正直、「芸人が書いたにしては、いいものが出来た」という程度なのかと
 全く期待していませんでした。劇団ひとりさん、申し訳ありませんでした!
 …と頭を下げたくなるくらい、本当に良かったです。
 芸人が書いた本だから、とバカにしてはいけません(笑)。
 ストーリー構成や、人物のキャラクターなども素晴らしく、
 作家・劇団ひとりの今後を期待させる処女小説です。


※「ナゲキバト」 ラリー・バークダル  おすすめ度★★★★★
          片岡しのぶ・訳
ナゲキバト新装改訂版

 主人公・私は、9歳のとき、両親を事故で亡くし、祖父に引き取られた。
 両親を亡くして悲しみの中にいる私に、祖父は優しく、そして厳しく
 「生きる」ということを教えてくれる。
 9歳の私が知っていく本当の愛や、命の尊さ。
 涙が溢れる感動の物語です。ぜひぜひ読んでみてください。

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