MIRROR  BALL

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※「手紙」  東野 圭吾   おすすめ度★★★★★

手紙
 武島剛志は、引越し屋の仕事をしながら、高校生の弟(直貴)と二人で暮らして
 いる。亡くなった母親の望みであった、直貴の大学進学を夢見て、直貴を養い
 支えあいながら生きていたが、腰を痛めて無職になってしまう。
 それでも、どうしても直貴を大学に行かせたかった剛志は、資産家で一人暮らし
 のおばあさんの家に強盗に入る。
 不在だと思っていたおばあさんと、鉢合わせしてしまい、とっさにおばあさんを
 殺してしまう。
 剛志は逮捕され、高校生の直貴は一人残される。
 毎月、刑務所から届く兄からの手紙。
 自分のために犯罪を犯したことを知りつつ、世間や周囲の「強盗殺人犯の弟」と
 いう差別の目、扱いをうけ続けるうち、直貴は次第に兄を憎むようになっていく。
 弟を思い、その存在を支えに生きる兄・剛志。
 兄のせいで、夢をも奪われてしまう弟・直貴。
 そんな直貴をいつも見守っている由実子という女の子。

 物語に引き込まれ、夢中で読んでしまいます。
 直貴の苦しみ、剛志の兄弟愛に心が打たれます。
 最後の1ページでは、涙がとまらず、深く深く感動しました。

※「ウェルカム・ホーム!」 鷺沢 萠  おすすめ度★★★★★

ウェルカム・ホーム!
 「渡辺毅のウェルカム・ホーム」と「児島律子のウェルカム・ホーム」の二話。
 元シェフの渡辺毅は、妻を亡くし父子家庭の親友(英弘)の家に居候しながら
 家事をし、英弘の息子(憲弘)の面倒をみている。
 ある日、憲弘が書いた作文を偶然目にしてしまい、自分の生活に疑問を感じ始める。
 この三人の関係が、とても面白く、また、憲弘のことを大事に育てる毅が微笑ましい。
 毅を心から信頼している英弘、二人の友情がステキだ。
 面白く笑え、だけどしっかり感動できる、おすすめの本です

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