MIRROR  BALL

MIRROR BALL

詩のページ・1



 <こだま>

 秋空の下
 ほんの少し足をとめて
 風の音とともに
 聞こえてくるかもしれないきみの声に
 耳をすませてみよう
 遠くから私の名を呼んでくれるよ

 私の涙でできた水たまりに
 きみとの思い出を浮かべて
 今はぼんやり眺めていよう
 しゃがみ込む私の肩を
 きみがそっと包み込むよ

 聞こえてくるのは
 あの日の私たちの笑い声
 心の奥で
 大きく小さくこだまする


 <サボテン>

 サボテンの花のつぼみ
 まるで咲きたくないみたいに
 青く硬く・・・

 きっと
 この花が咲いたとき
 きみに会える
 そんな気がするの
 サボテンのつぼみは私のこころ
 もしも
 可愛い花を咲かせたら
 夢でいいから
 会いにきて・・・



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