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手術の決断
半年前この病院に診察にやってきて、手術の予約を入れて、手術を2週間後に控えた日、突然そんな不安が押し寄せてきた。
小学生の時に左足の手術をしてから左足は動かなくなった。
当時、医者には「体質のせいですよ。あなただけ。あなたと同じ手術をした人達は皆歩けるようになってますよ」
と言い放った。
そう、この手術を2週間後に控えた日まで私は真実を知らなかった。何もかもが自分のせいだと思っていた。自分の体質のせいで、手術後どんどん軟骨が磨り減っていって歩けなくなったのだと。だから、今回の手術を皆と同じようにしても、いい方の足まで悪くなって結局歩けなくなってしまうのではないかと。
不安でたまらなくなった。
この病院を知ったのは今の職場に入った時の「新任者研修」でのことだった。新任者研修といっても新人が受けると限ったものではなく、その職務を初めて経験する人が受けるもので、同じ職場の人だけでなく、市町村職員の人達も混ざっていることが多い。
S村からきた50代半ばの女性が休憩時間にお手洗いから戻ってきた私の腕を掴んで
「あなた、股関節が悪いでしょ。いい病院があるの。是非行ってみた方がいいわよ」
と、その病院の名称と電話番号を書いたメモをくれた。
神奈川県にある病院だった。
(この年代の女性にはお節介な人が多いのよね。私の足なんて治る訳ないんだから放っておいてよ)
と思いながらも、そのメモは大切に頂いた。もしかしたら人工骨頭に換える時に役立つかもと思ってのことだった。
その女性の話を聞いてから半年後、健康な筈の右足が痛み出した。
普段は左足を殆ど使わないため、歩く時も立つときもその殆どを右足が左足をかばっていた。その右足が痛いのである。
立っていても、座っていても。
頭の中にはこのまま歩けなくなるという言葉しか浮かんでこない。
咄嗟にあの女性からもらったメモを思い出し、電話してみることにした。
電話から2ヶ月後の金曜日に予約の取れる時間帯があった。神奈川県まで行ってみよう、今のうちならなんとかなるのかも知れない、と思った。
予約の取れた2月まで、日々足の痛みは増していった。
右足が痛むと、元々悪い左足も少し負担が増えるようで、痛みで眠れない日々も続いた。
ようやく診察の日を迎えた。
レントゲンを眺めたお医者様が
「右は今すぐに手術した方がいいですね。左も一緒に手術しますか?私なら治せますよ。」
一瞬耳を疑った。
(私なら治せますって?今そう言った?)
お医者様は側にいた看護婦さんにゴソゴソと話をし、ある人のレントゲン写真を持ってきた。
「これはある有名な青森県出身の演歌歌手の奥さんの手術前の写真です。」
並べられたレントゲン写真は私の写真にそっくりで、骨盤と骨頭の間になんの隙間もなかった。
「これが手術後1年目の写真です。」
医者が隣に掲げたレントゲン写真には2mmくらいの隙間が生まれていた。
「彼女はもうゴルフなどをできるようになるまで回復しました。」
と。
私の目の前が明るくなった。
この2mmの隙間があれば、足の爪が一人で切れるのかも知れない。
靴の紐が結べて可愛らしい編み上げのブーツが履けるのかも知れない。
タイツじゃなくて、ストッキングを伝線しないように爪先からゆっくりと履けるのかもしれない。
もしかしたら、あたりまえのSEXができるのかもしれない。
もしかしたら、子どもが生めるのかも知れない。
そのお医者様の掲げた一枚のレントゲン写真は私に希望を与えてくれた。
その日、その場で手術の手続きをし、病棟の空く8月の予約を入れてきた。
そして、入院した。その日まで何の不安も無かった。
ただ治るものだと信じ込んでいた。
一日中寝ているベッドの中で、ふと疑問に思った。あなたの足は体質だからと言ったあの医者の言葉を、伝えなくていいのだろうか。治ると思っていたものが、両足使えなくなってしまうのではないか。
ナースセンターに行き、お医者様と話の出来るよう依頼を済ませ、面接を待った。
次の日手術終了後のお医者様が会ってくれるというので、話を聞いてもらうことになった。
そして、自分の足が変形性股関節症になったのは体質なので、今回手術してもまた同じくなってしまうかもしれない、と言うと、
「あなたが、1回目に受けたのが臼蓋形成という手術で、2回目に受けたのがキアリー骨切りという手術で、この手術が軟骨をとってしまう手術で、切り取られた軟骨は再生しませんので、あなたのように関節が動かなくなってしまいます。あなたの関節が動かないのは体質ではありませんよ」
と言われた。
凄く辛くなった。小学生の時に行った手術が、軟骨を取る手術だったなんて。
知っていたら、知っていたなら受けなかったのに‥
お医者様のお話を聞いて充分に納得して手術を受けた。
体質で切り傷はケロイドになってしまうので、今では体中気持ちの悪いケロイドだらけである。真っ白い肌に真っ赤な傷痕浮かんでいる。とっても気持ちが悪い。
でも、右足はなんとか進行が止まった。左足は痛みだけが無くなった。隙間が出来てもやはり動くようなものではなかった。
ただ、一瞬でも「動くかも」と夢を見ることが出来て良かったのかも知れない。いつか、医療が発達して(軟骨の培養などネットで見掛ける時がある)私の左足が普通に動くようになった時には、もう編み上げのブーツは似合わないのかも知れないけど。
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