キキョウの特徴・品種
キキョウは秋の七草のひとつ。
桔梗は太く黄色っぽい根が地中深くまで生長し、葉は狭卵形で鋸歯がある。
キキョウのつぼみは花びら同士が風船のようにつながっており、英名では "Balloon Flower" と呼ばれる。
つぼみが徐々に緑から青紫にかわり、7~9月に星型の花を咲かせる。
花が白花や桃色の花、鉢植え向きの草丈が低いもの、二重咲きになる品種、つぼみの状態のままほとんど開かない品種などがある。
キキョウの栽培方法・収穫方法・利用方法
◆栽培方法◆
キキョウの植え付けは、2~3月、10~11月。
キキョウは日当たりのよい場所に植えるが、半日陰の場所でも十分育つ。
乾燥には弱く、粘質土を好む。
キキョウは株間20cmほどで植える。
花壇に植えたまま何年も楽しるが、3年ごとぐらいに株分けも兼ねて植え替えると、株が元気を取り戻す。
鉢植えの場合は、根詰まりを起こしたら、一回り大きな鉢に植え替える。
キキョウは暑さに強いが、根が乾燥すると生育が弱るので乾燥には注意。
冬は地上部分が枯れて、根の状態で越冬する。
耐寒性があるので特に防寒は必要ない。
キキョウは、春か秋に播種するか、大きくなった根を堀り上げ、縦に切って株分けして増やす。
◆収穫方法◆
キキョウの根の収穫は、7月~10月ごろ。
太い根を収穫するためには、花芽がついたら咲く前に摘み取るようにする。