2004.03.24
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バラ

 今日も雲ひとつない晴天。

 こういう日は「悲しいくらいの青空」とも言うらしい。

 いかりや長介さんの御通夜が行われた昨日は芸能人は勿論、ファンの人達もかなり参列したとのこと。

 午後8時に、ファンの一人が肉声テープで「8時だよ!」と大音量で流すと「全員集合!!」と一斉に声が上がったとか。

 焼香をする方達の中で、ドラマ「グッドラック」で競演したというスマップの木村拓哉がいかりやさんのお嬢さんと抱き合って泣いていた場面を見た時に

「あぁ、これはドラマじゃないんだなぁ」

 と、そのリアルさがグッと胸に迫ってきて思わずポロポロと泣いてしまった。

 亡くなってしまってもう、その人に出会うことが永遠にない、現実。

 TVを通してなのに、知り合いか身内が亡くなったかのような大きな喪失感。



 思い出を語る時には、必ずと言っていいほど共通して話題になる番組だ。

 あんまりドラマは見ないけど「踊る大走査線」は再放送ながらハマって見ていた。

 あの「和久」刑事が大好きで。

 「・・・なんて、な」

 あの、一言がとっても良くて。

 そして、あんまりメジャーではなかったけど土曜の夕方の番組「人生の楽園」のいかりやさんのならではのナレーションのファンだった。

 独特の言い回し、味のある間の取り方、その語り口。

 新聞にも芸能人がなくなった記事にしてはかなりのスペースを割いて載っているし、別枠で追悼のコラムもある。

 笑いをアドリブを許さない緻密な演出で高い視聴率をキープし続け、映画では一変、渋い名脇役でたくさんの人達を惹きつけ、愛された人だった、としみじみ思う。

 今日は告別式。



 「いかりや長介さん、心よりご冥福を申し上げます。」

花ホワイト











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最終更新日  2004.03.24 10:03:33 コメント(5) | コメントを書く


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