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20歳になって
私は医療秘書として
研究所つきの病院で働き始める
研修期間の一ヶ月
覚えることが山程あって
家へ帰っても勉強する毎日
病院はプロフェッショナルの集合体
何の取り柄もない私が
その会話や仕事についていくことは
本当に大変なこと
秘書としての勉強はしてきたし
ある程度の医学的なことも勉強した
取れるだけの資格も取った
でも・・・
実践はまた全然違う
入って早々
病院内の盛大な送迎会が行われた
看護師、放射線技師、PT、OT、薬剤師、医療事務、医療秘書その他
全部を含めて30名程だった
辞令を受けるとき
もしかしたら医療事務かな?と
心の中では感じていた
医療事務の資格ももっていた
でもやっぱり秘書がしたい
その願いは叶った
入ってすぐに
医局の先生達と秘書課の方にも
歓迎会をしてもらった
先生の数が多い・・・
まずは名前と顔を覚えなくては
ふぅ・・・
やっていけるだろうか?
不安な日々だった
とにかく初めての仕事と
病院の中を歩き回る仕事で
毎日があけくれていった
秘書課長も先輩秘書も
厳しいけれど良い人ばかり
私としては申し分のない仕事場だった
5時を過ぎて残りの仕事をしようとすると
「残業はしなくていいの、明日片付けなさい」
「ほら、帰るわよ!」
そう課長に背中を押された
8時から5時まできっちりの仕事
今時こんな好条件の仕事はないだろう・・・
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