raskiのマジックとミステリの部屋

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入門書・一般書店にあるもの

トランプマンのスーパーマジック(秘)テクニック トランプマン
1000円出せば買えるる本ですが、結構中身が充実しています。ボール、タバコ、スポンジボールなど、あまり見かけないものも扱っています。また、写真入で解説されているので1つ1つ確実にマスターできます。

ふしぎなトランプ手品ハンドブック 岡田康彦
 一般書としては、本格的な技術とマジックを紹介。指先のトレーニングや心構えについても行き届いたコメントがつけられている。

自然の原理を知る手品  マーチン・ガードナー
科学手品というと、いったいどこが手品なのだろう、と思ってしまう作品が多いような気がします。この本にも、そういった作品がある、ということは否定できません。

 しかし、著者は大御所のガードナーですから、マジックらしいものが比較的多いというのも事実です。たとえば、自動制御(どんなものでもバランスをとる)や見えないのり(くっつくカード)やゴリラ効果(黒コショウの移動。シンドラーも解説していた)などはマジックでしょう。

 ある意味では、「種も仕掛けもない」といえるでしょう。科学的な原理が種といえば種なのですから、自分自身も楽しめるマジック、ということができます。

 自然の原理を知る、とありますが原理解説はそんなに深く入り込んではいないのではないか、という印象を受けます。ちなみに、原本は『Martin Gardner's tricks & puzzles 』というタイトルで、ボブ・ロンジの解説書をたくさん送り出しているスターリング出版だそうです。

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