MAGICALSTONE ~マジカルストーン~

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東京斬魔伝 第弐話


学校が終わり、剣道部も終わり、いつもどおり一人で帰ってる時に着物を着た髪の長い女性が目の前を通り過ぎた。
「あれ?今の人、加賀さんかな?」
加賀さんフルネームは加賀硝子。
彼のクラスメートで、学校で有名な美人で、成績優秀だけどあんまりしゃべらなく、規則を正しく守る真面目さん。
それなのにこんな時間を歩いてるなんておかしい。
(茶道部の帰りじゃなさそうだしな、つうか、なんで着物なんだ?祭もないのに、
・・・まさかなんかのコスプレ・・・なわけないか。)
と変な事も考えながら、興味半分で彼女の後をストーカーみたいにつけて行った。
彼女の後を電信柱に隠れながらひそひそつけているといきなり加賀がこちらの方を睨みこう言い放った。
「さっきから、誰ですか?人の後をつけてきて!」
彼は(なんでわかったんだ?)と思いつつしぶしぶ出て来た。
「狭間さん?」
加賀は驚きながら刀弥を見た。
「いや、あのちょっと、別に変な考えでつけてった訳じゃなくってえ~っとあのえっと・・・」
と見苦しい言い訳をした。
「早く、ここから離れてください!」
彼女は早口で言った。
「・・・えっ?」
「お願いです、早くここから離れてください。」
彼は少し戸惑いながら
「いきなりそう言われても、なんでか説明してくれないと・・・」
その時上の方から変な感じがした。
いきなり「危ない!」と加賀に押され彼女の下にたおれた。
刀弥は、なにがなんだかわからず恥かしながら
「いっ、いきなりなにするんですか?」
そう言いながらふり向いた彼は驚いた。
さっきまで自分がいた所の地面に大きなひびがはいっていた。
その上に黒い毛で赤い目の猫がいたが、猫といっても人と同じくらいの大きさでしっぽが2本あるが・・・・
「なっ、何あれ?猫にしてはでかいし化け猫か?」と加賀に聞いてもわからないだろうと思いつつ聞いてみた。
だが、彼女から思いも寄らぬ答えが返ってきた。
「あなたは夜徒が見えるんですか?」
「や、夜徒?何それ?」
猫がこちらにむかってきたので急いで逃げながら加賀に聞いた。
「夜徒は死んだ人や物の怨みなどで生まれた化け物です。」

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