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ようやく自分自身の解禁を迎えに、海岸道路を伊豆に向かいました。
南に向かうにつれ、桜もしっかり開花してきて。

山に入って、振り返ると相模湾の穏やかな表情と色が、渓へ、とはやる気持ちを穏やかにしてくれます。

遅ればせながら、ようやく今シーズンも始まります。
いつもの春の光景。同じ場所に同じ木があり、同じ花があります。
その花の開花状況を見て、今の季節を感じます。渓に出ると、この時期はやはり周辺の花の状況が気になりますね。
きっと、来週末は川岸のあのコブシも満開かなぁ、そうなると、やっぱりあと1週間遅れがよかったかなぁ、なんて。
そんなことを考えていたら、待ち合わせの時間に少し遅れてしまい、Sさんを少し待たせてしまいました。
9:30ころ現地到着しましたが、寒くもなく暖かくもなく。
虫はそれほどハッチはしていないようです。あと1時間くらいかな。
支度をして渓におりました。
水量は少し多めという感じで雰囲気は悪くありませんが、何かあんまり釣れる気がしません。ちと心配。
水温10.6℃。小さめのカゲロウが飛んでいますが、種類はわかりません。
大きさだけあわせて、2人で交互に釣り始めました。
とりあえず昼までやりましたが、3つのみ。大きさも15~16CMほどでちょっと物足りないナ。
それでも、今シーズン最初の出会いはうれしいものですネ。
一度20CM級がフライの横にでて、目があっちゃいました。
午後は朝のところからもう一度。
午後は少し反応がよくなって、反応は結構ありました。
でも獲れたのは4つだけ。かけて直ぐ外れちゃったのが多かったです。
そういえば、今回は久しぶりにグラファイトロッドを使いましたが、やはり軽いしシャープだしパワーもありますね。グラスやバンブーに比べると、なんというか、最新の武器って言う感じですかね。

今年は、開豁なところで少しやわらかめのグラファイトを使ってみようかな。
どうやら、ヘタッピは今年も治っていないようなので、何を使っても結果は変わりないと思う けどね。
ライズもありましたが、魚は特定のところに溜まっているように感じました。
ただ、途中であった餌師のおじさんが25CM級のアマゴを持っていて、ちょっとしらけちゃいました。
僕らは入渓時、とりあえず上流まで見てから入ったのですが、そのときには彼ら、いなかったんですけれどね。
それに、あ~あ、良いアマゴがまた1尾減っちゃったなぁ、って。
それでも、護岸の上の春の花々は気持ちを穏やかにしてくれますネ 。

釣りも一段楽したので、早めに納竿。山を越えて、今日の泊りの西伊豆の民宿へ向かいます。
途中の温泉で汗を流し、道端のお花畑で一休み。

夜はたらふく魚料理を食べましたが、どれもご馳走。地のアコウダイの刺身や、これも親父さんが少し沖の磯で採ってきたという磯の風味溢れるフジツボとジンガサの味噌汁などは特にうまかったです。途中で出てきたおばちゃん特製の魚のすり身の揚げ物も上品で美味かった。そういえば、味噌汁のダシはフジツボとジンガサから出たものだけって言っていましたが、良い味でお代わりしてしまいました。
お腹がいっぱいになったら、特に平日寝不足の二人は直ぐに就寝。
僕は日ごろ長く寝るのになれていないので、夜中に数回目がさめましたが、夜半からの暴風雨も気にせず結局、朝まで寝てしまいました。
食べ物の話ばかりですが、 朝ごはんも美味かったです。
昨日のアコウダイのあら汁は上品なダシで昨日に引き続き絶品。お袋の味って言う感じで、ご飯がすすみました。
西伊豆、仁科港脇の温泉民宿「まるい」さん。1泊2食付8400円。お薦めです。
帰りは中伊豆をのぞきつつ帰りましたが、どこも濁りが入って釣りしようという気持ちにはなれず、そのまま昼過ぎに帰着。 やっぱり来週末がよさそうです。
釣りという点ではいまいちでしたが、これはこれからのお楽しみ。
予想通り(?)食い気優先の旅としては良い旅になりました。
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