▽こんな映画鑑賞はど


『ターミネーター2/ディレクターズカット版』も鑑賞した。

『トリプルX』その予告やCMで見た通り、Xスポーツ?のド迫力なスタント満載
ストーリーもカリスマ不良が政府の思惑を超えた活躍で粋なスパイに変身する。
おもしろかった。
確かにおもしろかったのだ。だけど、敢えて言わせてもらおう

「お・し・い」

僕は映画鑑賞の際、どうしてもその「カット割」に注目してしまう。
職業病だ。
そしてこの『トリプルX』
主観の絵が足りないのだ。主観ていうのは、うーん、人物の見た目のこととでも言えばいいかな。
この映画、俯瞰(フカン/上からの見た目)ばかりが多過ぎて
感情移入ができないと感じた。

炎の中、モトクロスバイクで空中に飛び上がるスタントや
雪崩が背後に迫る雪山をスノーボードで滑走するスタントが見ものなのだが、
そのアクションに移る前に「今からすごいことをやるぜ」という絵(主観)がない。
それは主演ヴィン・ディーゼルがノースタントで多くのアクションシーンを
演じているためなのか、この監督はそういう撮り方にこだわったのかもしれない。
主観の絵を数カット入れれば、より「すごいことをしている」という事が
観客に伝わったと思う。
ストーリーが単純なだけに、実におしい。

そういう意味では『ターミネーター2』は「主観」が効果的に使われている。
ジャッキー・チェンの映画に至っては、ジャッキーがスタントをこなしていることを
めいいっぱい見せるための「主観」だらけだ。
仮面ライダーなどの昔の特撮モノも、そのわかりやすい例かと思う。

「主観」と「俯瞰」を意識して、ぜひ数々のアクション名作を鑑賞してみてはどうでしょうか。


テンポのいい映画という意味でも、来年2月公開予定の
リュック・ベッソン/プロデュース作品『トランスポーター』をお勧めします。
(まるでまわし者のようだ)


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