まぐ ? まぐ ~ 不妊治療 もう一つの選択 特別養子縁組 ~

まぐ ? まぐ ~ 不妊治療 もう一つの選択 特別養子縁組 ~

●これから子どもを迎えたい(養子縁組)方

これから子どもを迎えたい(養子縁組をしたい)方 

これから子どもを迎えたい、養子縁組を考えていらっしゃる方のために
参考程度のお話をします。

子どもを迎えたいなと考えたとき、実際はどこで?どうやって?という 疑問に
ぶつかると思います。

現在 養子縁組をするには児童相談所からの紹介と
私がお世話になったような民間団体からの紹介とあります。
民間と児童相談所では色々違う面があります。


児童相 談所
民間団体


●こちらの子どもに対する条件
 (年齢、性別など)
 をある程度聞いてもらえる。
※条件をつければつけるほどご縁は難しい可能性がある。

●子どもを迎えるのに費用はかからない。
縁組成立までは養育費をもらえる。

●里親登録が必要。

●里親の条件
 ・25歳以上60歳未満の夫婦。
 独身の場合 25歳60歳未満で子どもの養育経験がある。
 もしくは保母 看護士などの資格者。

●里親として養育し、養子縁組することもあるが、
基本的に養子縁組できる子どもは少ない。

●待機期間
児童相談所の管轄によって様々だが、
長いところでは3年待っても委託がない場合もめずらしくない。

●乳児はほとんど委託されない。
子どもの障害の有無がわかる2歳くらいまで
委託しないのが通例のようです。
(乳児の委託が全くないわけではない)

●養子縁組よりも里親を推奨している。

●子どもに対する条件はつけられない。
(条件をつける夫婦は登録できない)
 ・性別
 ・年齢など

●子どもにかかった費用を養親になるものが負担する。
(それまでにかかった施設費用など)
養育費や保健料も養親となる者が払う。

●里親登録の必要はない。
 ただし会への登録には面接がや研修があり、  かなり厳しいものとなってる場合があります。

●育ての親の条件
・40歳未満。
・夫婦のどちらかが専業主婦になれる。
など。

●子どもを委託された日から「同居人」として生活し、 養子縁組をする。

●待機期間
いちがいには言えないが、児童相談所よりも早くご縁がある可能性が高い。

●子どもはなるべく早いうちに養親に託される。
そのかわり後々でてくるかもしれない障害については 養親が受け入れる覚悟がいる。
(乳児の委託があるとは限らない)

●子どもが里子ではなくその家の家族になれる 特別養子縁組を推奨している。



上の表は大体のことを書きましたが間違いもあるかもしれません(^^;)

このように児童相談所と民間とでは同じように子どもを迎える目的でも内容が違います。
また民間団体の中でも 内容は様々で、
子どもに恵まれない親側にたった団体か、
または子どもの福祉と産みの母の救済を目的としいるかでも違います。


ご自分の管轄の児童相談所の説明会に行ったり、
民間団体の説明会など積極的に参加し、自分達にあったところで紹介、登録するといいでしょう。

私の知り合いには 児童相談所、民間それぞれ別の場所で子どもを授かって
幸せになっていらっしゃる仲間がいます(^^)
ご縁のあった場所がその方の運命の場所だったということでしょう。


ちなみに私がお世話になった環の会では東京では2ヶ月に一度のペースで説明会が行われています。


環の会 特定非営利活動法人(NPO法人)
 お問合せ先:NPO 環の会 事務局
TEL:03-3951-7270
FAX:03-3951-9495
e-mail:wa@wa-no-kai.jp
HP:http://www.wa-no-kai.jp/


ここには私がお世話になった環の会をご紹介しましたが、
民間団体は他にもいくつかございます。
ネット検索などでお探しくださいませ。


最後にこれから子どもを迎えたいとお考えの方にいくつかお話したいことがありあます。

●養子縁組を不妊治療の最終手段とお考えの方、養子縁組は最終手段になりません。
 不妊治療をやりつくして年齢を重ねてからだと 登録に手遅れになる場合があります。
 上の表の中でも書いていますが 民間団体の場合などですと年齢制限があるからです。
 ・何故40歳未満か?という質問があると思いますが、
  それは40歳の両親だとして子どもが20歳になるときには60歳を超えてしまうことが一つ。
  産みのお母さんの年齢が低年齢化してる事実があり、
     40歳を超えたご夫婦だとその産みのお母さんのお母さんよりも年上だったりします。
  自分の母親よりも年上の方に子どもを託すことを産みのお母さんが躊躇されるということが一つにあります。

●子どもには費用がかかります(民間の場合)
  児童相談所ですと 子どもにかかる費用は国の税金で払われていますが、
  民間の場合そのすべてを団体が立て替えています。
  不妊治療と同じように子どもには費用がかかることをご理解ください。

●「子どもをもらう」とお考えの方。
 子どもは「物」ではありません。「もらう」と考えていらっしゃる間はご縁はありません。
 子どもは自分が産んだかどうかに関係なく「授かる」または「迎える」ものです。

●「赤ちゃんがほしい」とお考えの方。
 今の日本 そうそう赤ちゃんの孤児はいません。
 ましてや生まれたばかりの子なんて、、、(--;)
 どんな子でもご縁あってきた子を受け入れる覚悟がなければお話はありません。

以上をもう一度よくお考えになって、それでも子どもを迎える決心のある方は
是非是非 ご縁に向けて活動されてください!!!
信じる心と行動力があればきっといつか素晴らしいご縁があると思います。

同じ道を進む仲間が一組でも多く増えることを願っています(^^)




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