mahi-mahiのめんらー斬り

味噌一(三軒茶屋)



味噌一.jpg

三軒茶屋から池尻大橋方向へ約5分。「味噌一」である。三十路ではない、それはとっくに過ぎた...。
お約束はこれくらいにして、早速ご紹介しよう。まず名前からもわかるようにここは味噌ラーメン専門店だ。最近まで三茶に住んでいた関係でここは夜遅くにちょくちょく通っていた店だ。
店に入って気付くのは、カンパ缶。初めて見た時は何かと思ったが、要はゆで卵とピリ辛メンマを追加したい人はそこにカンパすれよということだ。「20円以上カンパしてください」。
私は20円しか入れないが果たして他の客でそれ以上入れるのだろうか?でも20円で卵とメンマなら安いもんだ。私はカンパする。
メニューを見ると普通、ピリ辛、火吹き、爆発と大きく分けて4種類に分別されている。
火吹きの時点で相当の辛さが予想されるが、爆発とはなんぞや!まぁ、面白いだろう...。
店ごと粉々になるのは嫌なので普通味をチョイス。ちなみに麺も細と太を選べる。
具はもやし、わかめ、玉葱、カイワレ、キャベツ、人参、コーンだ。スープはもちろん味噌だが、だが、だが今回は今までの味よりも味噌が薄かった。しかも微妙に。明らかに違うなら間違いなく店員に伝えるのだが、そこまでではなかった。食べ終わるまでこの事がかなり気にかかり印象はあまり良くない。メニュー構成にもマイナス点はある。例えば味噌バターラーメンで辛さを変えたければピリ辛でとか火吹きとか言えばいいし、バター追加とか言えばいいと思うが、それぞれにいちいちピリ辛味噌バターラーメン等と札が付いているので札の数ばかり多くてなんともわかりづらいのだ。いっそバターやチャーシューなどはトッピングにしてしまった方が客もわかりやすいし、メニュー札の経費も減らせるはず。それにトッピングにすることによって客のカスタマイズ感もでるのでそんな遊び心のある客にはリピートも期待できるとも思う。
カンパ缶やあえて味噌で勝負してくるところはいい線いっているなとは思うが、いまいちツメの甘さが残った感じがする。味噌専門なら味噌の種類をチョイスできたりしたらもっとよかったし、味の濃さ等も味噌ならではで好みがあるので(当然濃さは調節出来ると思うが)そこを堂々とできますよ!って客にはアピールしてほしいと思う。好勝手書いてしまったが数少ない味噌専門店としてこれからもっと客のハートを掴んでほしい。

☆☆☆★★

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