mahi-mahiのめんらー斬り

一心 (松陰神社前)



東急世田谷線「松陰神社前」駅から徒歩数分。

世田谷通りを「世田谷」駅方向に歩くと右手に黄色い看板。

ここに通って何年になるんだろう?オープンして間もない頃からだったので、

もう15年近くなるかもしれない。

ここへは地元の飲み仲間と酔っぱらうと決まって夜中に最後の締めとして訪れる。

なんたって朝の四時まで営業しているのだ(日曜は三時)。

飲んだ後夜中に食うらーめん。これがうまいんだよなぁ。

今日も地元のTちゃんと久しぶりに来店。

「いやぁ~、ひさしぶりだよなー。えーっと俺こってり麺カタね!」

Tちゃん「えーっと、じゃぁ醤油らーめん!」

ここで食べるのはいつも「ふくいしらーめん」(豚骨)超こってりなのだが、だが、

今夜のTちゃんはちと違う。

「えーっ?いいの?本当にいいの?久しぶりなのにぃ?まじ?まじ?」と私。

Tちゃん「いいの、いいの。俺今日ちょっと飲みすぎてモタレてて...。」

そっか....。Tちゃんももういいおっさんだもんな。腹もモタレるよな...。

ひゅ~ぅ。ひゅるひゅる~。

とか言う私も「超こってり」ではなく無意識に「こってり」に格下げ??していた。

オープン当初は豚骨しかなかったが、最近ではメニューも充実していて「ふくいし」

の他に「塩」「醤油」..他にもなんかあったような気がするけど忘れてしまった。

麺の硬さもメニューには無いが麺カタとかやわらかめで通じる。今や当たり前か。

「ふくいし」という名は店主が長崎県の福石地方出身だそうでそこから名付けられた

そうな。「ふくいし」だと味の濃さが選べて、「超こってり」「こってり」「あっさり」

がある。要するに背油のチャッチャってのが多いか少ないかってな事になるんだろう。

麺は極細のストレート。私はこの麺にホレ込んでここに通っているようなものだ。

特に替え玉にした時の麺の独特の香り。粉の香りというか茹でたての香りがとても好きだ。

卓上にはすりゴマ、高菜、おろしニンニク等が好みに応じてトッピングが用意されている。

具はチャーシュー、きくらげ(これがまた歯ごたえが良い)、万能ねぎ。

一見、博多らーめん風だがそこは「ふくいし」。長浜だったらきっと豚臭がするのだが、

ここのらーめんは豚臭がほとんど無い。でもコクがある!のだ。

なので豚骨の苦手な人でもツルっと食べられるだろう。

ひとつだけ欲しいものがある。それは紅しょうがだ。

これをらーめんに入れるかどうかは地元仲間でも賛否両論。私はずぇったい入れる派だ。

いや、昔は確かに入れなかった。なんであんな赤いもん入れるんじゃ!って思ってた。

でも大人になってから入れる様になったのだ。ふふんだ。

読んでいる皆さんはどっちなのだろう?

ごちそーさまー!

一心

ふくいしらーめん(こってり:麺カタ)
★★★★★

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