毎日のほほん。としてる場合ではないかもね

毎日のほほん。としてる場合ではないかもね

入院中の出来事



私乳がんを告知されたことは手術が終わるまで親に言ってなかった。

まず、親は娘がガンだなんて知ったら私以上にパニックになるのはみえてたし

心配で心配でウチに来るでしょ・・・。

それで心配のあまりあ~でもない、こ~でもないってきっとうるさい。

私自身気持ちが不安定やったから、とりあえずそっとしておいて欲しかったわけ。

そんな訳で、子供達にも「おじいちゃんとおばあちゃんに入院してること

言うたらあかんよ」ってきつ~く、言っておいたわけです。

なのに、次男は私が入院した日にわざわざ実家に遊びに行ったのです。

そして「お母さん、病院行ってんねん」ってしっかりご報告

その頃ダンナは夕飯の買い物やら支度でいそがしくしておったらしい

そして私の実家から電話です。

「○○が病院ってどういうことや」ってね。

なんや、ヤバイと思い焦ってしどろもどろやったらしいんですが

結局たいしたことじゃないんですって事で納得したらしい。

次男が事故ったのはこの実家からの帰りです。

3丁目から5丁目に帰るだけなんで、ほんと近いんです。

次男は自転車で車と接触事故でした。

どうやら次男が飛び出したらしい・・・。

事故現場が病院の目の前だったので、そこから家に電話がきたそうです

大慌てでその病院に行くと、次男は膝を怪我したのですが

泣くこともなくダンナを待っていたそうです。

その病院は内科だったのでそこから救急車でまた病院へ運ばれました

私が次男の事故を知ったのは、夕方家に電話をしたときです

娘から次男が事故にあい、お父さんと病院へ行っていると聞きました

大慌てでダンナに電話しました

「たいした怪我じゃないから大丈夫」と言われても

入院している私に心配をかけまいと嘘をついてるんじゃないかと心配でたまりません

「病院から出たらまた電話するから」といって電話を切ったけれど

こんな息子の一大事にそばについていてあげられないことがつらくて情けなくて

心配で、涙が止まりませんでした。

その後の電話で次男の声を聞いたときはホっとしました~

なんだか、ものすごく疲れてしまいました

でもダンナはもっと大変ですよね

奥さんはガンで入院やし、息子は交通事故やし

ほんと・・・ご苦労様でした。

次の日、次男は照れくさそうに足と腕に包帯をまいた姿でやってきました。

そう、そう、なんでおじいちゃんにお母さんの事言いに行ったん?って聞きました

すると次男は「お母さん入院してるって言うたらアカンからそれは言うてないで」

って、「病院とは言うたけど入院とは言うてへん!」ってにっこり笑顔で言うてました。

次男は今でもそうですが内緒にしておくとかできないんですね。

ほんまにおしゃべり!!

















© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: