ひとりの夜

ひとりの夜

「帰っちゃいや。」彼がきた日、ふたりの夜。

「また今度、また、楽しもう。」涙混じりで伝える、それは帰り際のプラットホーム。


家路を帰る、ただひとり。

一緒にいたい、でもいられない。

なぜ我慢しなくちゃいけないの?そばにいちゃあいけないの?


明けることない、ひとりの夜。

それは自分が言ったこと。そして二人で決めたこと。


寂しいのは二人一緒。

見上げれば、空。あなたにつながる、空。


そして今日もまた、空を見上げる。
ただひとり。
二人で見上げる、その日まで。


「逢瀬の合間」へ


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