はあと・めもりいず

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2007/02/02
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カテゴリ: 読書録。
「福音の少年」あさのあつこ を読んだ。。。





十六歳の永見明帆は、同級生の藍子とつきあっていても冷えた感情を自覚するだけ。唯一、彼が心に留める存在は藍子と同じアパートに住む彼女の幼なじみ、柏木陽だった。藍子の様子がおかしい?そう気づいたある日、母親とけんかした陽が突然泊めてくれ、と訪ねてくる。その夜半、陽のアパートが火事で全焼、藍子も焼死体で発見される。だが、それは単なる事故ではなかった。真相を探り始めた彼らに近づく、謎の存在。自分の心の奥底にある負の部分に搦め捕られそうになる、二人の少年。十代という若さにこそ存在する心の闇を昇華した、著者渾身の問題作。~


主人公たちが高校の同級生なので、青春小説だと思って読み始めたのだが、どちらかと言うとミステリー。始めに登場する元新聞記者のおっさんの正体がわかればこの事件は解決か!?と思ったが、このおっさんは事件を解決するカードの一枚にすぎない。
二人の少年と火事でなくなった少女の心の闇が丁寧に描かれていて、事件の真相に到達するまでのドキドキ感と共に、十代の彼らの気持ちの移ろいのようなものを、ワクワクするようなちくちくするような気持ちで読み進めていくと、すっかり物語の世界にはまって入ってしまう。

ただ、これだけ丁寧に心模様を描いているのに、事件の真相は小説的で現実味に欠ける(というか、事件らしくないと言うか)ような気がした。
そして、含みを持たせたラストが、もやもや感を残しすぎていると思う。少年たちの気持ちの持っていきどころがあいまいな点と、事件の終わり方をきっちりしなかったところが、物足りない。。。

ところで、タイトルの「福音」の意味するところは何だろう、、、。事件を追うこと、真相にたどり着くこと・・・そして、大人へ近づくこと、それが「福音」~喜ばしい知らせ~につながるのだろうか、、、。






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Last updated  2007/02/05 12:59:42 PM
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Re:”私のこと、あなたにだけは忘れてほしくない”、、、。(02/02)  
あおニャン  さん
私もこの作品を読みましたが。。。
何だか「イマイチ」の感想しか感じませんでした。(^_^;)
あさのあつこさんって、人気作家ですが。
私にとっては「当たりハズレが大きい」作家さんです。(^_^;) (2007/02/06 12:10:27 PM)

Re[1]:”私のこと、あなたにだけは忘れてほしくない”、、、。(02/02)  
MAKInyan  さん
あおニャンさん、こんにちは!

>私もこの作品を読みましたが。。。
>何だか「イマイチ」の感想しか感じませんでした。(^_^;)
>あさのあつこさんって、人気作家ですが。
>私にとっては「当たりハズレが大きい」作家さんです。(^_^;)

そうですね、わたしもなんか物足りない気がして、読後に喪失感みたいなものがありました。
今、小5の長男が「バッテリー」を読んでいるので、私も読もうと思っているのですが、、、。
(2007/02/07 11:18:34 AM)

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