はあと・めもりいず

はあと・めもりいず

2009/06/13
XML
カテゴリ: 読書録。
「夜の光」坂木司


夜の光

~慰めなんかいらない。癒されなくていい。本当に分かり合える仲間が、ほんの少しだけいればいい・・・欲しいのは、星の距離感。これは天文部に集う”スパイ”たちが、最前線で繰り広げた戦闘の記録。-----闇を抱えた四人の高校生を描く、絶対零度の青春小説。~

ネタバレになってしまうのかもしれない・・・これは、”スパイ”の話ではない。

ただ、スパイと思う(思い込む)ことで、日常の辛さややりきれなさをひそかに乗り越え成長していく、4人の芯の強い、真の強さを持った高校生たちの物語。

それぞれが抱える個人的な問題(悩み)は、高校生ゆえに逃げ出せない、そして、辛くても辛いといえない(いいたくない)、ことばかり。

そして、それを互いに少しずつ知り理解し、しかし、本当のところはあまり知らず・・・でも、その距離感が、それぞれの関係をバランスよく成り立たせていて、友達とか仲間とかいうより、同士と表現したいような関係。

淡々と語られていく物語は、冷めているようでいて、個人個人の秘めている熱っぽさを感じられる。

ときに、自分や自分の学生時代の友達に置き換えながら読みすすめていくうち、自分にもこんな居場所があったら、次のステップに進める、もっと羽ばたけると感じる。。。


★★★★☆








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009/06/13 04:27:37 PMコメント(0) | コメントを書く
[読書録。] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: