Y田(5)



今日のY田。

2日目。うちに持ち帰った大量のキムチを、沖縄の自分のマンションへ送るという。

クール宅急便で。

んで、近くの米屋へ。

そこで店番してたのは、俺と同い年くらいの派手なおにーちゃん2人組。

「クール宅急便頼むわー!何かダンボールちょうだいー!」

そしてお兄ちゃんたちにキムチと韓国海苔40個(←買うか?!自分用にこんなにも!!!)

を手渡したボクサー。・・・・いや、ルーシーY田。



お兄ちゃんたちがダンボールにキムチを詰めてくれている間、Y田は伝票に沖縄の

住所を書いていく。俺は後ろにボーッと突っ立ってそれを眺めている。

「はい、伝票書けたで!」(Y田、それをお兄ちゃんに手渡す。)

(お兄ちゃん、住所を確認。)



「・・・・・・・・えっと・・・・・・・・・・送り先は・・・・・・・・・、え、え??え???」





(???( ゜_゜;))





「じ、十八市?!」(お兄ちゃんの叫び)





これに対してY田の叫び:

「那覇市や!!!カタカナやろ!!」



お兄ちゃん:

「お、おお~~~~~!!ちゅうか何でカタカナなん?!」

(やや逆ギレというかパニック!)

Y田:

「んなもん、何でもクソも、漢字難しいねん!

あんた那覇の“覇”っていう字知ってるか?!

書ける?!」



お兄ちゃん:

「・・・・・・・・・書けますけど?」





おおおお~~~~~~~~!!!

恐ろしかった・・・・・・・・・・!!この時の緊迫した空気・・・!!

俺は今からここでY田とお兄ちゃんとの無制限一本勝負が始まるかとハラハラしたぜ。



しかしY田は俺よりも器の大きい女だった。乱闘になどもつれ込む事もなく、

それどころかいきなりお兄ちゃんの顔を覗き込み、

「え?マジ??マジで書けんの?・・・・・・・

すごいな自分!マジすごいやん!!」

(Y田、心の底から感動中。)



お兄ちゃん:

「え?ええまぁ・・・・・(///)そんな大した事ないッスよ」

俺:(おおお~~敬語だし!!)

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