ぽてぽて通信-産後うつ体験者の日記-

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2009年05月25日
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うつ病だった私は、
ぎりぎりまで病状を悪化させて入院してしまいました。
今からもう10年ほど前の話です。

そのとき、
何をしでかすかわからない「危険な私」を息子から遠ざけることができて、
心からほっとして、
病院のベッドでうれし泣きに泣きました。

息子の気持ちも知らずに・・・

私が入院した前後の息子の話を、

寝る前にちょこちょこと息子自身が話してくれました。

それを、まとめてみました。
産後にうつ病になって、
治療しようかどうしようか、
母乳を上げてるからもうちょっと治療を待とうかなとか、
迷っているママたちへ。

うつ病になって、
何にもできなくなり、
「こんな私なんて生きててもどうしようもない」
と思っているママたちへ。

私の息子へ


ご紹介します。

--------------------ここから-------------------------------------

あのね、おかあさん
おはなしがあるの

ぼくがうまれたとき、

太陽がかがやいていたの

ずっと
ピカーッピカーッて
晴れてたの

どうしてかっていうと
おかあさんがいつもそばにいたから
よるはピトっとして、一緒にねねこ(※寝ること)したでしょ
だから
ぼくのこころは
いつも
ピカーッピカーッて晴れだったの

おかあさんがつかれて寝てるときも
ご飯をたべてるときも
遊ぶときも
いつもずっと一緒だったから
ぼくはいつもものすごい晴れだったの

でも
おとうさんが
「今日からおかあさんは入院するんだよ」
っていったとき
ぼくの心に、すこーし雲がモクモクってやってきた
そして、
おかあさんがタクシーに乗って
病院にいっちゃったとき
ぼくの心に真っ黒い雲が
モクモクモクってやってきて、
太陽が隠れてしまったの

おとうさんが
「おかあさんは、しばらく家に戻ってこれないんだよ。病院にずっといるんだよ」
っていったとき
ぼくの心の中でいっぱいになった雲から
ポツポツって雨がふってきて、
ザアザアどしゃぶりになったんだよ

どしゃぶりはとまらない
風もビュービューふいてきて
雨はザアザア降ってきて
僕のこころは雨でいっぱい
洪水になりそうになったんだ

でもね
ぼくは、おとうさんや保育園の先生や
友達の前では笑ってたの
心の中はどしゃぶりだったけど
みんなの前では笑ってたの

おとうさんが
「おかあさんのお見舞いに行くよ」
っていったとき
僕の心のどしゃぶりは、ちょっと小雨になったよ

そして
おかあさんに会えたとき
どしゃぶりの雨は、ぽつりぽつりの小雨になって
おかあさんのお膝にのったときには
雨はやんだよ

でもね
太陽はでなかったの
だって、おかあさんは一緒にかえらないから
太陽はでないの

帰る時間になって
おかあさんとバイバイしたときにはね
ぼくのこころの雲から
またさあっと小雨が降ってきて
病院のとなりのラーメン屋さんで
おとうさんと一緒にラーメンを食べてるときには
またどしゃぶりになった
「おいしいね」
ってラーメン食べながら
ぼくの心はザーザー雨が降ってた

ある日
おとうさんがいったの
「おかあさんがたいいんするよ」
「今日、家に帰ってくるよ」
そうしたら
僕のこころの雨はすうっとやんで
ぽつりぽつりの雨になったの

おかあさんが玄関から入ってきたとき
雨はやんだよ!

おかあさんが寝ている部屋に
そうっとはいっていったとき
僕のこころの雲はどんどんうすくなって
ちょっと太陽が顔を出した

おかあさんのおふとんに
そーっとはいってみた
おかあさんのほっぺに
ちょっとさわってみた
おかあさんのおでこに
ぼくのおでこをちょっとくっつけてみた

おかあさんの息がぼくのほっぺにかかった
おかあさんのにおいがした

そうしたら
ぼくの心から雲がさーっとなくなって
ピカーッピカーッ
って
太陽が輝きだしたんだ

おかあさん、おねがいがあるの
夜は一緒にいて
一緒にねねこ(※寝ること)して
こうやって、一緒にねねこして
おかあさん、おかあさん、おねがい
ずっとそばにいて
ぼくのそばにいて






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Last updated  2009年05月25日 21時27分13秒
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Re:おかあさんにおねがい-産後うつ病の母を持った子供の本当の気持ち-(05/25)  
sterntaler-0202  さん
ママブルーin東京お疲れ様でした。
「産後うつうつウツ子さん」のsterntalerです。

息子さんのお話、読んで泣きました。私も今は入院こそしていないものの、主人との取決めで体調が悪くなったらすぐ実家に帰ることになっています(子どもと私両方の面倒はみれないからということで)。
ならば実家に子どもを連れていきたいのですが、実家の親にも同じように「あんたが具合が悪いなら、二人は面倒みきれない」と拒否されて身動きがとれません。
でも子どもはやっぱり一緒にいたいんだなと感じます。
以前はただ甘えてくるだけで特に口に出して何か言ったりはしなかったのに、「ママ、ねんねした?」とか「だいじぶ?」とか一生懸命言うんです。そして「ママ、好きだよ~♪」と何度も何度も言うのです。
「ママも○○ちゃんのこと、だーいすきだよ!!」
と言って抱きしめるとものすごく嬉しそうな顔をしてゴキゲンになります。
やっぱり不安なんだろうな・・・
そのうち、「自分が悪い子だからママはいなくなっちゃうの?」とか思うようになるのかもしれない、もしかしたらもう思っているのかもしれない、と思うと、申し訳なくて・・・ (2009年05月26日 19時16分23秒)

続きです  
sterntaler-0202  さん
長くてすみません。続きです。

一時期、主人とも上手く行かなくなって、子どもと一緒に母子寮に世話になろうかと本気で考えて区役所で相談したことがあります。
ですが、DVなどで逃げる必要がある母子は受け入れられるけど、精神疾患のある大人は逆に寮側が受け入れを拒否するケースが多いから、あなたの場合はまず無理ですねと、あっさり断られました。
「あなたがもう少し頑張って主婦業をすればいいんじゃないの?別に、家にお金を入れないとか働かないとか、そういう問題のあるご主人じゃないみたいだし・・・」
と言われて、大泣きしてしまいました。
今は主人とは何とか上手くやっていますが、いつまたあの頃のようになるかと思うと怖くて、自分が下手に出ているというところはあります。
病気でも精神疾患というだけで偏見をもたれるのがつらいです。ただ子どもと一緒にいたいだけなのに、健康じゃないから困っているのに、健康で働ける母親じゃなければ支援もしてもらえないなんて・・・すごく悔しかったです。
精神疾患のお母さんと、子どもが一緒に過ごせる病院&施設、お母さんが調子のいいときは子どもと一緒に寝て、具合が悪いときは同じ屋根の下の別の保育ルームで保育士さんが面倒をみてくれるような施設、そういうのがあれば・・・と、本当に切実に思います。 (2009年05月26日 19時17分33秒)

Re:ご自分をお責めになりませんように・・・  
kodamama77  さん
sterntaler-0202さん、
こだママです。

私の息子の話を読まれて、
ご自分を責めてしまわれるような気持ちになられましたでしょうか?
もしそうでしたら、ごめんなさい、そんなつもりで投稿したわけではないのです。
子供はいつでもママの味方なのだと、
だから、まずは治療を第一にしましょうね、
といいたかったのです。

一日も早く治ることに重点を置いて、
今は治療に専念されることが一番で、
その姿を子供は見ていると思うから、そういうママを応援してくれるから、sterntalerさんのように「ママも○○ちゃんのこと、だーすきだよ!」といってあげるのが一番だとおもうし、
それで通じると思います。

うちの子も、「僕がおかあさんのこと、困らせちゃって病気になったの?」と聞いてきたことがあります。
そのとき「違うよ」といって、うつ病について説明をしました。小さかったのできっと半分以下もわからなかったと思いますが、少なくとも自分のせいでお母さんが病気になったのではないようだということは分かってくれたようです。

精神疾患のお母さんと、子どもが一緒に過ごせる病院&施設、お母さんが調子のいいときは子どもと一緒に寝て、具合が悪いときは同じ屋根の下の別の保育ルームで保育士さんが面倒をみてくれるような施設、本当に欲しいですよね・・・

今はお互いに、治療に専念しましょう。
あとは、子供に「すきすき攻撃」を続けましょうよ。私も今週末、すきすき攻撃する予定です。(電話で毎日言葉によるすきすき攻撃して、ウザがられてますが・・・汗)
(2009年05月26日 21時03分36秒)

Re:ご自分をお責めになりませんように・・・(05/25)  
sterntaler-0202  さん
こだママさま

>私の息子の話を読まれて、ご自分を責めてしまわれるような気持ちになられましたでしょうか?

いえいえ、そうではありません。かえって感傷的なコメントになってしまって申し訳なかったです;;
私も、病気が重くならないうちに早く治療なり休養なり、とにかく自分の体と心を大事にするのが必要だよね~~と、思いましたので・・・

よく世間では「乳幼児期のスキンシップがどうの」とか「3歳児神話」が言われますけど、逆に子どもが大きくなればなるほど、「何故ママはいないの?」って思うようになってくるから、そのほうが怖いですよね・・・

ほんと子どもって不思議。
阪神大震災のときに、4歳の子が「ぼくがおねしょばっかりするから、おうちがなくなっちゃったの?」
と言って泣いた子がいた、という話を聞いたことがあります。
子どもってすごく繊細なんですよね・・・
でもきっと「大丈夫だよ」「大好きだよ♪」と笑ってあげれば、通じてくれるかな、と。

まだまだ日本は、介護問題もそうですけど「家族」の領域には行政は踏み込まない、みたいな風潮がありますよね。でもこれだけ核家族になって親も子も孤立している今、行政支援が必要だよなー、と思います。

>今はお互いに、治療に専念しましょう。
>あとは、子供に「すきすき攻撃」を続けましょうよ。

そうですね。私も少しづつですが回復しつつあるので、ヘンに無理をしないで自分の回復=家族の幸せ、と思っていこうと思います。
スキスキ攻撃、ウザがりながらもきっと内心では「へへっ♪」と喜んでらっしゃると思いますよ(笑)
うちの子はようやく3歳なのでまだウザがりはしませんが、以前は大人しく抱きしめられてたけど最近は「キャハハ~~!!」と笑って逃げるような仕草をするので、少し落ち着いてきたかな??と嬉しいです。
ありがとうございます。 (2009年05月27日 15時37分25秒)

Re[1]:ご自分をお責めになりませんように・・・(05/25)  
kodamama77  さん
sterntaler-0202さん、
こだママです。
子供に影響がでるのかなーというのは、産後にうつ病になった方(私も含めて)一番の心配だとおもいます・・・
自助グループのときもお話しましたが、今でも息子に何か小さな事件がおこるたびに、たいしたことではないのに、「小さいとき、私がうつ病で入院したからかなあ」とか、自分を責めてしまいそうになります・・・

心配はいつまでも尽きませんが、sterntalerさんがおっしゃるように、

>でもきっと「大丈夫だよ」「大好きだよ♪」と笑っ
>てあげれば、通じてくれるかな、と。

うん、うん、私もそう思っています!
「子育てに遅いということはない」
って、誰かがいってたのを聞いたとき、ほっとして涙がでそうになったことがあります。
お互い、のんびりウツにつきあってまいりましょう~ (2009年05月27日 21時38分13秒)

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