木内 昇
《プロフィール》 実力ある筆致で描く時代ロマン!
1967年生まれ。東京都出身。女性。
中央大学文学部哲学科心理学専攻卒業。出版社勤務を経て独立し、インタヴュー雑誌『Spotting』を主宰するなど、フリーランスの編集者、ライターとして活躍。その後小説家としてもデビューし、『茗荷谷の猫』が各誌紙の書評で絶賛され大きな話題を呼ぶ。2009年、第2回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。2011年、『漂砂のうたう』で第144回直木賞受賞。
。
☆ちぃぶうから一言!☆
初めて読んで、彼女の実力には驚かされた。登場人物の気持ちの変化はもちろん、その時々の情景を巧みにとり入れる作風に感服してしまう。情報や資料だけに頼っていない自立した筆力に魅了される。
これからが、大いに期待できる女性作家である。