チビ猫３匹

ＣＨＡＲＡ

ＣＨＡＲＡ　／　「ＳＯＵＬ　ＫＩＳＳ」

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　　　　　ＣＨＡＲＡのアルバムで一番好きなのが、２ndの「ＳＯＵＬ　ＫＩＳＳ」。
　　　　　このアルバムは始まりから終わりまで、全部好き。

　　　　　何故か、聴いてるとＳＦの世界にトリップしてしまい、宇宙に浮かんでいる気分になる。
　　　　　ロケットが出てくるせいかな。

　　　　　「No Promise」という歌はプールの底に沈んでいるときに聴こえてくるような音で
　　　　　水の底というのは、暗くて、さみしくて、宇宙にも似ている。

　　　　　時間でいうと、深夜３時～４時。
　　　　　これは私の個人的な理由。

　　　　　よく、大学で作業して明け方帰る時に、車の中で聴いていたので。
　　　　　深夜３時～４時ごろは、私の住んでいる所は全く人気（ひとけ）なく、ほかに車も走っていなくて
　　　　　ひっそりとした街で　信号だけが命を持って生きているように点滅していた。　

　　　　　それが何だかＳＦぽくて、

　　　　　そんな感じにぴったり合うアルバムです。

　　　　　季節は秋から冬にかけて。

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　　　　　チャラのＣＤは１０代後半～２０代前半にずっと聴いてた。

　　　　　きつい片思いをしていたので、
　　　　　「Ｆａｍｉｌｙ」とか、聴くと切なくて
　　　　　今聴いても当時の気持ちがよみがえる。

　　　　　「タイムマシーン」は傷すぎてかなりヤバい。

　　　　　あの頃、私はじぶんの　もう片方　を探して、彷徨ってた。
　　　　　自分の　本当の相手　はいないのかもしれない。

　恋人はもう来ない
　　　　　　　時代は戻らないよね

　タイムマシーンはこない

　　　　　と分かっていながら、

２つの心をつなぎ合わせなくちゃ　
　　　　　　　２つの心をつなぎ合わせなくちゃ

だけどみつかんないの

　　　　　同じ所をぐるぐるまわりながら、もう片方を探して彷徨う
　　　　　歌詞が生々しくて

　　　　　なんでこんな歌詞を書くのだろう、この人は。
　　　　　私の心を全くそのまま、聴いてるみたいで
　　　　　つらかった。

　　　　　だけど、チャラの歌の生々しさが、本当に好きなんだと思う。

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　　　　　余談ですが、「本当の相手（もう片方）」について。

　　　　　私の個人的な考えですが、
　　　　　その恋愛の過程で辛い苦しい恋、泣いて不安ばかりの恋
　　　　　の相手は本当の片割れじゃありません。

　　　　　どんなにその人のことを好きでも。

　　　　　本当の相手だったら、一緒にいることでお互いが安らぎ幸せになれるはずだし、
　　　　　その人の前で自分がありのままの自分でいられて、笑っていられるはず。
　　　　　心から幸せに笑っていられないのなら、本当の相手じゃない。

　　　　　人生で、ほとんどの人がきつい恋愛、失恋を一度は味わっていると思う。
　　　　　気持ちを切り替えてはい上がるのは、本当に大変なこと。

　　　　　でも「この人じゃないんだ」ということは「ほかに片割れがいる」ということだから
　　　　　過去の恋にとらわれず、ありのままの自分で笑って、自分の道を歩いてください。
　　　　　その道の上で、必ず出会うはずだから。

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