チビ猫3匹

チビ猫3匹

のこ・出産当日(1)



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  AM9時 、入院しました。LDRという部屋に入ります。
  ベッドにソファ、冷蔵庫もあって、個室になっています。
  前回は分娩台に直行だったので、こういう部屋で出産を待つのは初めてで新鮮な気持ちです。

  まずは陣痛促進剤を1時間に一錠ずつ飲み、モニターで陣痛の波を確認してもらいます。
  薬は6錠までしか飲めないので、6錠飲んでも陣痛が強まらない場合は、翌日点滴になるそうです。
  担当の助産婦さんには「3錠ぐらいでいけそうですよ」と言われました。

  花梨のときのお産がとても楽勝だったので、わりと余裕でした。
  部屋にCDコンポとCDがあったので、「胎教♪胎教♪」と野鳥の鳴き声の入ったCDを
  かけたりしていました。

  でも、3錠、4錠と飲んでも、一向に陣痛の気配がありません。
  弱々しい痛みはあるものの、30分ぐらいで遠ざかってしまいます。
  助産婦さんに言われ、院内の階段の昇り降りをせっせとしました。 
  付き添っていた母に、「やけに涼しい顔をしてるね~。そんな顔をしているうちは
  生まれそうにないね」と言われました。
  やはり、予定日までまだまだだし、ムリなんじゃないだろーかという気がしてきました。

  5錠めを飲んで、今日は終了ということに。
  助産婦さんは「 広げれば6センチは子宮口が開くんですけどねぇ。破膜という方法もありますよ。
  破膜したら確実に陣痛が起こりますから、どうしてもという場合はその方法でいきましょうか。
  明日点滴よりもいいかもしれない 」と。
  人工的に破水させるなんて、そんなムリヤリなお産でいいのだろうか、、と少し不安になってきました。

  時間はもう既に夕方に。5錠めも効かなかったので、助産婦さんが「刺激してみましょう」と、
  私の子宮の入り口に手を突っ込んで刺激始めました。その痛いこと!!(>w<)
  でも刺激のおかげか?それから5分間隔の弱い陣痛が30分ほど続きました。

  17時を過ぎて、担当してくださった助産婦さんは帰られ、入れ代わり先生が来られました。
  「まめさん、陣痛はどうですか~?そんなに長くないうちにお産になっていきそうなんですけどねぇ」
  そこで軽い陣痛が30分続いたけどまた遠ざかりつつあることを伝えたら、「そうですか」と
  先生は出て行かれました。
  そして10分もしないうちに帰って来て、

  「まめさん、いきんだら出てきそうな感じですよ。今からいきんでみませんか。」

  と言いました。


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