健全な男女共同参画を考える!

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国立女性教育会館はジェンダーフリー 3

国立女性教育会館(ヌエック)はジェンダーフリーだ!(その3)

国立婦人教育会館 女性学・ジェンダー研究会(編著)に、
「女性学教育/学習ハンドブック―ジェンダーフリーな社会をめざして」(有斐閣)

がある。
国立女性(当時は婦人)教育会館は、この本が出版された1999年当時は書名にあるように「ジェンダーフリーな社会をめざして」いたのである。
著者は11名だが、
出版当時、主任研究官の中野洋恵氏(現在は研究国際室長(主任研究員))の執筆したものを取り上げてみたい。
中野洋恵氏は
2、 多様な家族・ライフスタイルへ
   1)近代家族の特質
   3)多様な家族の可能性
   4)幼児期におけるジェンダー形成
について、執筆している。このうち、本日は、4)幼児期におけるジェンダー形成 から抜粋する。(中野洋恵氏は、まさにジェンダーフリー論者であることが良くわかると思う。)


4、 幼児期のおけるジェンダー形成
1) 性役割は作られる
外性器の違いによって、生まれた瞬間から「女の子」「男の子」というレッテルが貼られる 。
(中略)
子どもが生を受け、育つ社会がどのような性役割期待を持っているかにより変化するが 「男らしさ」「女らしさ」は、けっして生物学的条件に由来するものではなく 、時代や文化の違いによって人為的に作られたものであることを確認しておきたい。(P98)

2) 家庭におけるジェンダー形成
それではこのように女の子、男の子という貼られたレッテルによって習得されていくジェンダーはどのように形成されていくのだろうか。(P99)

  Column13 ジェンダー・アイデンティティ
J.マネーはその著「性の署名」の中で 、長い間女の子として育てられた子どもは、たとえ解剖学的に男の子であっても女の子としての性認識が形成されているので、女としての役割を習得する、つまり 性自認のほうが解剖学的な性よりも協力である事例を報告 している。
(P103)


以上の、記述から、中野洋恵氏は、はっきりジェンダー・フリーの立場に立っていることがわかる。
例えば、 『外性器の違いによって、生まれた瞬間から「女の子」「男の子」というレッテルが貼られる。』と述べているのだが、“レッテルを貼られる”とはすごい表現である。ジェンダー(ジェンダーフリー)論者の中でも、ここまでに言う人と出会ったのは私も始めてだ。
次に、 『「男らしさ」「女らしさ」は、けっして生物学的条件に由来するものではなく、時代や文化の違いによって人為的に作られたものであることを確認しておきたい。』と述べている。“けっして生物学的条件に由来するものではなく”とは大変驚くべきこと(ナンセンスなこと)を言うものである。この点については、私の、1月2日の日記(遺伝子から見た男女の違い)に詳述してあるのでぜひご覧いただきたい。
 最後に、Columnの、J.マネーの「性の署名」に関してだが、この報告が、出鱈目であることは「ブレンダと呼ばれた少年」(ジョン・コピラント著)からも自明である。実際のところ、悲惨な人体実験を行い一人の少年の人生をめちゃくちゃにしてしまった犯罪者というべきJ.マネーの報告を、今なお真実であるかのようにColumnに掲載する中野氏は不見識そのものである。


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