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今日は「労働者の日」。
お休みですが、研究所の施設は利用できます。
マスターキーとかゲートのカードなども貸与されてます。
宿泊施設から研究所まではおよそ2キロ。
ボデガベイの干潟を横目に出勤です。
またそのうち紹介しますが、ここボデガ海洋研究所は小さな岬の上に立っていて、東側がボデガベイ、すなわち閉鎖的な水域で干潟が広がっていて、ペリカンをはじめとした多くの野鳥が生息しています。ミニ有明海みたいなもんス。
西側は完全な開放水域で、常に数メートルの波が打ち寄せる荒海なんです。
この二つの異なる環境を同時に研究対象にすることができて、さらに周辺は国立公園に指定されていて研究者以外が足を踏み入れることができないフィールドになっています。
だから海洋研究所とはいっても、陸上の動植物を研究している研究者もたくさんいます。
来週から隣の部屋に引っ越すんですが、とりあえずローラの部屋の一角にデスクを持ち込んで作業しとります。後ろを振り返ると・・・
先日の潜水調査ではダイバーも務めたクリスティが作業中です。
彼女が今やってる作業は、レクレーショナルダイバーからのレポートの入力作業。
ここカリフォルニアではアワビ類の商業捕獲は禁止されていて、レクレーションダイバーにのみ限定的に捕獲が許可されてるんです。毎日の捕獲数や年間捕獲数なども決まっているので、シーズン終了後にレポートを出さねばならんのですな。
その作業をクリスティがやっちょります。まあ、彼女の専門はアワビの病気なんで、これはいわゆるアルバイト。学資稼ぎですが、大変な作業量みたいです。
つづく。
明日からまた調査 2007年09月09日
ボデガベイ紀行-4- 2007年09月06日
ボデガベイ紀行その1 2007年09月01日