酵素を作ることができるのは、生きている生物だけです。
◆ 一つの酵素は一つの働きだけをします。消化酵素のアミラーゼはデンプンを分解しますが、タンパク質は分解しません。
タンパク質はペプシンという消化酵素で分解されます。
このように酵素は仕事が決まっていて、特定の相手にだけ働きかけます。これを「基質特異性」といい酵素の大きな特徴です。
だから、たくさんの種類の酵素が必要なのです。現在、約4000の酵素に名前が付けられて登録されています。
たった一つの酵素が欠如すると病気が起こったりします。
◆ 酵素は熱に弱い。
すごい働きをする酵素ですが、熱に弱いのです。酵素はタンパク質からできていますから、
熱に弱くほとんどの酵素は50~60度の温度で成分が変成して働きがなくなって(失活)しまいます。
ちょうど生卵をゆで卵にした状態で、生卵には酵素はありますがゆで卵には酵素がありません。
ある大学の教授は、「みなさん熱いお風呂に入れないでしょう、それは酵素が拒否しているからですよ!」とおっしゃっていました。
酵素は生のものにあるのです。
そして、新鮮な物ほどたくさん含まれています。 昔の食卓はどうだったでしょう。
名古屋の金さん銀さんは、お刺身、漬け物、生の手作りジュース、
冬には手作り甘酒が大好きでたくさん食べていたそうです。つまり酵素がたくさんあるものを食べていたのですね。
★ 野生の動物が病気になりにくいのは、生食して食物酵素をこわさず食べるからだそうです。
野生の動物は消化酵素を無駄づかいしないそうです、それは生の物しか食べないからです。
自然な物しか食べていない野生動物の唾液の中には、
人の唾液のようなアミラーゼという消化酵素がないそうです。
天然の野草の中に分解酵素が含まれているからだそうです。
消化酵素が含まれている物しか食べないため、
アミラーゼを体から分泌する必要がないのだそうです。
そうやって野生動物は体内酵素を温存し、病気になりにくいのだそうです。
ところが、野生動物を捕獲して、人間が食べているような、
煮たり焼いたりした物を食べさせると、1週間で唾液の中に
アミラーゼが分泌されるようになるそうです。
これは食べ物が変われば、それにあわせて消化・吸収を行うシステム、
消化液などが変わるということを示しています。
人にペットとして飼われている動物が生活習慣病になるのも解ります。
つまり、現代の食事は酵素をたくさん必要とする食事なのです。
そのほか、 加齢とともに酵素は減って行きます。
若い人のアミラーゼは老人に比べて30倍も多いことが確認されています。
酵素自信もタンパク質分解酵素の働きによって、分解していますから、
絶えず新しい酵素を作っていないといけません。
酵素を作る働きは年をとって行くと衰えて行きます。
こういったことから、現代人は酵素不足といえるのです。
ですから生命体が作ってくれる酵素を取り入れる事が重要です。
では、どうしたらよいでしょう?
1、外から酵素を取り入れて酵素不足を解消しましょう。
1、酵素の多い食品〈生のもの、発酵食品〉を多く食べましょう。
1、すべての食物には酵素があります、
1、それを壊れない形で食べましょう。
発酵食品は酵素の宝庫です
1、微生物の発酵によりたくさんの酵素が作られます、
そして免疫力も高まります。
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