静かな時が流れる｢風の庭」

< 新しい記事

新着記事一覧(全5708件)

過去の記事 >

2021.11.01

山茶花。吉祥草21本。何年振りかの友からの手紙。一日6000歩

(12)

テーマ：花のある暮らし、宿根草(3770)

カテゴリ：庭

ほんのりピンク色。
優しさを湛えた山茶花が満開です。

秋の青い空と似合っているわ。

まだ蕾があるので、暫くは楽しめそうです。

足元には、キチジョウソウが満開に。
ここだけで、数えたら21本咲いています。
大好きなので、そうとうに嬉しいです。

拡大すると、これは上のほうは、まだ蕾。
ツボミは赤みがあり、素敵な色ををしています。

この辺りの子は、みんな満開です。

素敵でしょう?

郵便受けに封書。手紙なんて珍しい～。
大阪の高校時代の友人Ｉさんからです。
すごく胸騒ぎがする。
だって、ずっとご無沙汰で、急に手紙が来るなんて。
でも、本人の身に何かあれば、
本人が手紙を書けないはずだし、じゃ、何?
そんなことより、早く開きなさい、と自分に言う。

高校時代からの友人六人グループで、
子供たちが成長した後、何回旅行に行ったことか。
楽しい思い出がいっぱいです。
うちの家へも、はるばる群馬県まで、
五人で、三回くらいは泊ってくれたことがあります。
それから何十年が経ち、一人は亡くなりました。
一人は施設に入所されています。
あと二人は、今日の手紙の彼女もそうですが、
旅行にも参加できなくなり、ご無沙汰になりました。
残った、滋賀県の友人と私で、
ここ数年は、二人だけの旅を楽しんでいます。
どうしているだろうね、と言いながら、
いつか音信不通になっていました。

そんな人からの手紙ですから、ドキドキしました。
なに、なに、と手紙を読む目が泳ぎます。
良かった！　近況報告でした。

家のなかを断捨離していて、よくあることですが、
手紙や写真がいっぱい出てきて、
懐かしくて手が止まってしまった、と言います。
その中で、一番心に飛び込んで来たのが、
私からの「尾瀬に行こう」という手紙だったそうです。
Ｉさんは、小さい時から尾瀬に憧れていて、
その気持ちを私が知っていたのか、覚えていませんが、
私の家からなら近いから、まずうちへ来て・・、
みたいなことを書いたようです。

みんなで来てくれて、健在だった主人の運転で、
尾瀬に向かったことを覚えています。
あの時のことを思うと、今でも胸が熱くなる、と。
ホント?　そんなに言って頂いて、嬉しい！
今は、骨折したり、脳梗塞になったり、
とても遠出が出来る状態ではないとか。
もっとマメにお手紙書いていれば、
こんなに長く書くこともないのに、ゴメン、と。
これからは、書きますね。よろしくね、とのこと。
便箋四枚の長いお手紙でした。

こちらこそ、何も知らず、申し訳ない気持ちです。
手紙を書かない時代になってしまいましたが、
頑張って、私もお返事を書きましょう。
ホントに思いがけない古い友達からの手紙の話です。

下の表は、スマホの歩数計です。