お江戸の暮らしはエコ(江戸)な暮らし

お江戸の暮らしはエコ(江戸)な暮らし

なおなお書き

なおなお書き~ 江戸時代、手紙は今よりずっとたくさん書かれたことでしょう。書き終わっ たと思った後、もうひとつ書きたかったことをあっそうだっと思いだし、付け 足したのが、「なおなお書き」。今で言う追伸ですが、ここでは「江戸(エコ) なくらし」に行き着いたそのわけなんかを書いてみました。

~なおなお書きその一
 バブルの泡がすっかりしぼんで小さくなって、 それでもまだまだっと思っている人がいた頃、石川英輔さんの「大江戸えねる ぎー事情」という本と出会いました。
 それまでの江戸時代のイメージと はずいぶん違って、なんか面白い時代だったんじゃないかっと思いました。今 思えば、あれが今の私の出発点だったかと・・・。

~なおなお書きその二
 新聞で読んだのですが、日本人は一人あたり 象1頭とほぼ同じエネルギーを消費しているという記事がありました。びっく りしました。6トンもある象がこの小さな日本列島に1億2千万頭もいるとし たら。それは想像をはるかに超える、どう考えても無理があると思いました。
 欧米先進国もほぼ同じエネルギーを消費しています。減らさなければい けない。強い危機感を感じました。それが江戸時代を参考にしてみようという 気持ちをさらに強くさせたかな・・・。

~なおなお書きその三
 何も持っていなかった江戸の庶民。小さな棟 割長屋は寝るだけの場所、食事は屋台でファーストフード。でも人間が生きて いく上で一番基本になる水と空気、それは今とは全然違う、穢れなきものでし たよね。
 空気を汚す物、水を汚染する物なんて何もなかった江戸時代。 ナイナイづくしであることが、少しうらやましい気がするのです。あふれるほ どの物に囲まれて生きてきたからそう思うのかもしれませんが・・・。

~なおなお書きその四
 「災難に逢(あふ)時節には逢(あふ)がよ く候。死ぬ時節には死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候。」  必要最小限の物にかこまれて生きた人、良寛が地震見舞いに書いたとされる文 です。
 現代の東京で生きるには必要最小限の物の量がこの頃とはけた違 いに違ってしまっています。こんなに自然体に生きられたらと願いつつ、気持 ちだけでも近づきたいと・・・。

~なおなお書きその五
 人間は楽をするため、楽になるためにいろん なものを作りだし、実際江戸時代とは全然違う社会を作ってきました。でも本 当に楽になったでしょうか。何より日々の暮らしを楽しく送れるようになった でしょうか。
 制約が多い分、知恵と工夫で楽しく暮らしていたのは、現 代人より江戸の庶民のほうが何枚も上手のようです。その辺のさじ加減を探っ て行きたいと・・・。

~なおなお書きその六
 原発の恐ろしさを最近改めて考えています。 もう後戻りはできない。日本人は大量の放射能の責任をとらなければなりませ ん。大きな重荷です。でも逃れることはできません。
 だからといってむ やみに江戸時代のほうが良かったとはいえません。人生のほとんどすべての時 間、原発とともに生きてきてしまったのですから。それから受けた恩恵も多かっ たはず・・・。

~なおなお書きその七
 専門家の調査では江戸時代に日本で絶滅した 動物はいないそうです。食用にすることもあまりなく、寿命を極端に短くする ほどの使役もしなかったとか。大切に同じ生き物として接していたようです。 死んだ馬のお墓を建てることもあったとか。
 穏やかな気持ちでのんびり 暮らしていた江戸時代に一度ぜひ行ってみたい・・・。

~なおなお書きその八
 徳川家康は、75歳まで生きましたが、毎日大 根などの根菜類を三種類と菜っ葉を五種類入れた味噌汁と麦飯で健康を心がけ たそうです。
 健康で長生きすれば必ず天下を手中に収めることが出来る というビジョンを持っていたのでしょうか。長い視点から進むべき方向をしっ かりと見据えていた、時代が必要とした指導者だったのでしょうか・・・。

~なおなお書きその九
 江戸時代の経済は、ほぼ0%成長だったそう です。だからこそ250年も続いたんですね。まさに持続可能な社会をつくった わけです。しかも軍事力によって政権を奪取したにもかかわらず、その後はすっ かり軍備を放棄してしまいます。
 これほど今参考にしたら良いと思う時 代はほかにないのでは。17世紀に出来たこと、21世紀の今日だって、きっと・ ・・。

~なおなお書きその十 200年以上の江戸時代、そして戦後の昭和から 平成時代の60年あまりの間、日本は武器を手にすることなく生きてきました。 戦うことに使うエネルギーをすべてそれ以外に使ってきたのです。そうして築 いたものに対してもっと誇りを持ちたいと思います。戦わないことがどれほど すばらしいことかをもっともっと世界に発言していきたいと思います。それこ そが日本のこれからの役割であると・・・。



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