古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

吉野ヶ里遺跡

ここに文字 です。



歴史公園センターから天の浮橋を渡ると環濠入り口広場にはいります。
南内郭に物見やぐらがあったので登ってみることにしました。



物見やぐら


メチャクチャ良い眺めです。
吉野ヶ里遺跡って結構広いのです。
そして、そのまだ向こうにもずーっと開けた土地がありその向こうに山があります。


物見やぐらの下には王の住まいがありました。


民家





兵士の詰め所や集会の館もあります。





村




遠くには竪穴式住居がたくさんありました。



竪穴式住居


南内郭を抜けると北内郭があります。
北内郭は最高司祭者(祖先・神の声を聞くことができる特殊な能力を持った人)がいるところです。

真っ直ぐ入ってこられないように鍵形に折れ曲がった構造をしています。
こうした造りは古代中国の城郭都市に多く見られ、吉野ヶ里が大きな影響を受けていることを示しているのだそうです。




神域




主祭殿は2階と3階に部屋があります。



三階建て



2階は吉野ヶ里のクニ全体の重要な祀りが開かれており、吉野ヶ里の王やリーダーたち、さらには周辺のムラムラの長が集まっています。



政治



3階では、祖先の霊のお告げを聞く祈りを行っています。
この結果は従者によって2階で会議を行っている王やリーダーたちに伝えられます。

真中に巫女のような人がいて向こう側に琴を弾く男性がいます。
なんだか神宮皇后と武内宿禰のようです。




巫女





巫女は普段は隣のこの小さな建物に籠り、神にささげた毎日を過ごすのだそうです。




こもる




吉野ヶ里遺跡は思っていたよりずーっと広かったです。
このほか甕棺墓列や多くの倉や市がありました。
ゆっくり見てくととても楽しいと思いましたが、私たちは次に行かなければいけないのでちょっと残念ですが、ここを後にしました。




夕暮れ




実はこの日の前日に一度来ていたのですが、入館時間に間に合わなくて2日続けての来館でした。

上の写真は前日のものです。
夕暮れの吉野ヶ里遺跡も素敵ですね。 


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