古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

法華寺と海龍王寺



法華寺→海龍王寺→不退寺→伝香寺→れんじょう寺

というこーすですが、途中に漢国神社と卒川神社にも立ち寄りました。


まずは法華寺です。
光明皇后ゆかりの門跡尼寺として知られています。
尼寺らしい優しい雰囲気に心が穏やかになるようでした。
秘仏公開ということで、十一面観音さんにお会いすることが出来ました。
大変お優しそうなお顔です。
光背に蓮のつぼみと葉っぱを交互に配した珍しいものでした。


法華寺



お庭の桜が綺麗でした。




法華寺の桜



光明皇后の「我自ら千人の垢(あか)を去らん」という1000人施浴発願によって建てられた浴室で、日本の社会福祉の原点とも言える建物がこの浴室(からふろです。
皇后が患者の垢を流していると、1000人目は膿(うみ)を垂らした老人。
「膿を吸ってくれ」と言う老人に皇后が嫌がりもせず吸おうとすると、病気の老人は仏になり光明を放った、という伝説も残っています。



からふろ




海龍王寺は平城宮跡の東方、総国分尼寺として知られる法華寺の東北に隣接している静かで奈良らしいおてらです。



今回の御開帳では、神々しいお顔の十一面観音様にもお会いすることが出来ました。





海龍王寺






お庭には光明皇后のマイテンプチャーともいえる五重小塔もありました。


マイテンプチャー



奈良は奥が深いですね。
奈良の町を歩いていると、何もかも忘れて遥か古代に思いを馳せることができます。

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