古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

多賀大社




多賀大社→西明寺→金剛輪寺→百済寺→永源寺


西明寺と金剛輪寺と百済寺は湖東三山ともいわれ凄い山の上なのです。
今日は半分山登りに来たようなものです。
車で案内してもらうことになっていたので山歩きの格好をしてはいなかったのですが、全体で歩いたところだけ足すとちょうど金剛山に登った距離と高さになるそうです。
う~ん、がんばりました。


まずは最も行きたかった多賀大社です。


多賀大社は“古事記”で、「伊邪那岐大神は淡海の多賀に坐す」と書かれてあります。


神代の昔、伊邪那岐大神は本社東方の杉坂山に降臨され、麓の栗栖(くるす)の里でお休みの後、多賀にお鎮まりになったと伝えられています。




多賀大社・鳥居




鳥居をくぐると太鼓橋があります。
渡ってみましたが、渡るというよりも登るというような感じのはしです。



太閤橋


江戸時代の中ごろ、お伊勢参りが爆発的に流行しました。
伊勢神宮に詣でたなら、多賀大社まで足を伸ばそう。



  お伊勢参らば お多賀へまいれ

  お伊勢お多賀の子でござる。


と、うたわれました。


なにしろ、伊勢の祭神の天照大神はお多賀さんの祭神、伊邪那岐大神・伊邪那美大神の御子なのだからという意味です。





拝殿






縁起物のお多賀杓子は、音と形が似ていることから、オタマジャクシの語源という説もあるのだそうです。






お多賀杓子





拝殿の東回廊脇に、玉垣に囲まれた大石があります。
周囲には延命長寿の墨書きしたおびただしい小石が奉納されています。




寿命石



名物の糸切り餅です。
最後に端っこを糸で切ってできあがるの、その名がついたそうです。




糸切り餅



念願の多賀大社、思った通り素晴らしい神社でした。
名残を惜しみつつ、次の目的地西明寺へと向かったのでした。



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