迷鴎亭 ★BAKERY FESTE★

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2010.04.24
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カテゴリ: 日記
「刑事コロンボ」の放映時間が、金曜夜10時からになった。遅ぇよ!
昨日はさらに遅くて10時半だった。せっかく早寝早起き生活に移行しようと思ってるのに、お風呂に入るのが12時すぎになっちゃうじゃないか!テレビ見る前に入ればいいのだが、寒くて無理。お風呂入ったらすぐ寝ないと、足が冷えて眠れなくなってしまう。だからといって今どき湯たんぽ入れられないし。いや、冬と同じ気温なんだから湯たんぽ入れたっていいじゃないか・・・ぶつぶつぐちぐち。
結局、見てからお風呂入ってまた夜更かしになった。

何度も見てるのに、思わずまた見ちゃうんだよね、コロンボ。昨夜は「ロンドンの傘」だった。3回は見たことあると思う。でも、最後の場面以外はすっかり忘れていた。タイトルを見ればロンドンが舞台だとサルでもわかるはずだが、それさえ忘れていた。最後の場面が有名な蝋人形館なんだから、ロンドンに決まってるのに。猫はサルよりバカなんだな。

犯人は「マクベス夫妻」である。二人を演じる舞台俳優の夫婦なのだ。犯行はとくに「マクベス」の話に似ているというわけでもないが。
被害者に仕えていた執事が、白髪で上品で温厚そうな容貌で、いかにも執事の理想像みたいな人だった。どこかで見た人だ。有名なイギリスの俳優だろうから、他の映画で見たことがあるのだろう。でも思い出せない。うー、どこだろう?声もなんか覚えがあるのだが。自分に記憶力が存在することすら信じていない私は、テレビを見ながらさっさとネット検索する。彼の名はウィルフリッド・ハイド・ホワイト。なんと、「マイ・フェア・レディ」のピカリング大佐だった!あの映画、10回は見たのに!
私よりショックを受けていたのはDさん。彼は数年前に「マイ・フェア・レディ」を授業で使っていたのだ。なんでわからなかったんだぁ~~

コロンボは、ロンドン警視庁に視察だか研修だかに来ていたそうだから、捜査権はないはずだが、いつのまにか中心になって犯人を追いつめていった。
コロンボが、ロンドン下町訛りの巡査の言うことが理解できないという、お約束の笑いどころもあった。
 「犯人は執事」とは、往年の陳腐な推理劇を揶揄する言葉だ。実際に執事が犯人だった話がそんなに量産されたのかは知らないが、最初は意外なヤツを犯人にした画期的なアイディアだったのかもしれない。それがマネされて陳腐になってついにはストックジョークにまでなって、それを逆に利用して執事が探偵役になるという「黒後家蜘蛛」シリーズなんかが生まれて、「家政婦は見た」なんかはそれの末裔ではないかと・・・いや、失敬、ちょっと脱線しました。
がっかりしたことには、うちの英文学者は「犯人は執事だった!」がドラマ制作者のジョークであることがわからなかった。そういうところが、彼は文学者としてダメだと思うのだ。しかつめらしく哲学でもやっててくれ。哲学者に失礼?いや、これもジョークだから。

Let's be superficial, and pity the poor philosophers

で、今日のタイトルのthe milk of human kindness がどうしたのかというと、べつにどうもしない。「マクベス」からの引用句だからなんとなく書いてみただけだ。このフレーズはP.G.ウドハウスのお気に入りだった。我らが愛すべきコロンボは、もちろん full of the milk of human kindness である。





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Last updated  2010.04.26 14:55:00
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