迷鴎亭 ★BAKERY FESTE★

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2010.06.18
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カテゴリ: 日記
今日はほんとに第二シーズンの話。
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これが、脱獄したキレネンコが盗んだというか強奪した車。モスクビッチという車種。

最初はキレネンコが運転していた。プーチンは、なんか勝手について来た、関係ないし、と思われていたのか、とにかく最初は無視されていた。

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キレ氏は、すぐ運転に飽きてしまったようだ。ハンドルに足をのせて雑誌を見ていたかと思うと、いつのまにか後部座席に寝転んでいた。当然、運転席はカラ。
それで崖から落ちてしまうのだが、一瞬無重力状態でふわっと浮かびながらも、キレネンコは雑誌を読み続けている。向こう側の崖の途中に車が刺さって止まると、さすがに衝撃で何かあったことに気付いたようで、目をぱちくりする。
そして、ここからが彼の究極のマイペースっぷりが見られる場面である(この先いくつもあるけど)。
車の外に出たプーチンが、窓ガラスを指でたたく。「道路に出て、助けを呼んでくる」とかなんとか言おうとしたのだろうけど、キレネンコは寝転んで雑誌を見ていて、視線さえ動かさない。彼は今、雑誌を見ていたいのだ。他のことは、しない。
プーチンも、キレのそういう反応というか無反応に慣れているようで、それ以上注意を引こうとはせず、さっさと出発する。
しばらくして、キレネンコは運転席に座って、エンジンをかける。また移動する気になったらしい。だからまず、ここ(崖の途中)から、出る。

で、ブレーキをかけ、ギアをガガッとチェンジして、坂道(垂直面だけど)発進する。まるでロケット発射のような発進である。プーチンが脱出に失敗して崖の途中に引っかかっているのをついでに押し上げ、車は崖から脱出、しばし空を飛ぶ。
あの、ギアチェンジしてアクセルを踏み込むキレネンコ、むっちゃカッコいい。ほれぼれというか、マジで惚れます

この先、完全に運転はプーチンの担当になる。

プーチンは、第二シーズンの最初「乱暴運転注意」から第3話(全体では第16話)「坂道発進注意」まで、我々の目を楽しませるだけで、実質的な働きを何もしていない。ともかくも運転しているのはキレネンコであり、崖から脱出するまで、キレネンコにとってはプーチンがいてもいなくても何も変わらない。
次の「狙撃注意」では、プーチンは運転手になっているから、キレネンコから見ても役に立っていると言える。しかしこの回でも、プーは積極的な行為者ではない。キレ氏に車ごと投げられて、ミリツィアの車に激突してバラバラになった車のパーツの中で、タイヤを抱えて飛んでいるという、消極的な役割である(映像的には強く印象に残るし、その場面のプーチンはフィギュアにもなっているのだが)。

第5話(全体では第18話)「ダンス注意」では、主役は音である。車の音、カエルとプーチンのデュエット、銃撃の音、弾をフライパンで打ち返す音など、すべての音がリズムに乗って音楽になるのを楽しみ、いっしょに踊ればいいと思う。
物語的には、プーチンは運転しているだけである。しかし、見落としてならない事実がある。前回、完全に崩壊した車が直っている。マンガだから、というだけではない。モスクビッチは、ミリツィアの車のパーツも使ってつぎはぎされているのだ。これやったの、プーチンだよね・・・?キレさんもやるときゃやるのかもしれないが、運転手もプーチンだから、車の整備もやってるんじゃないかと思う。
その推測は正しい。この先我々は、プーチンのメカニックとしての超人的(ウサギだけど)能力を見せつけられることになる。

まずは「パンク注意」で、マトリョーシカの整理をしていたときを思い出させる、プーチンの華麗な手さばきが見られる。
そして、第21話「スピード注意」で、キレネンコもプーチンの腕前を信用していることがわかる。ジェットエンジンの取り付けを、わざわざ彼に命じるからだ。あんなに直接的に、プーチンに意志を伝えたのは初めてだ。
この信頼が正しかったのかどうかは、微妙だが。プーチンの腕は確かだったのだ。エンジンはちゃんと取り付けられて、点火した。車体の強度とか、もろもろの計算ができなかっただけだよね。そりゃ当然だ。ジェットエンジンなんて、見たことも触ったこともなかったはずだから。
(キレネンコが言ってやるべきだけど言わないから、かわりに言ってあげました。)

ちょっと先のことまで言ってしまったが、とにかくプーチンはすごいヤツなのだ。

それにしても、キレネンコは何考えてるのやら。ジェットエンジンの件は、絶対すごいナイスアイディアだと思ったんだろうな。なんか張り切ってたもの。
車のエンジンが壊れた → あ、ジェット機だ。あれのエンジンをつけたら、速くていいんじゃね? → よし、まず落とそう。 
・・・

プーチンは、ジェット機が落ちてきたのを見て気絶していたのだ。まあ、当然だ。
プーチンがエンジンの取り付けを終えると、キレネンコは待ちかねたようにエンジンをかける。とっくに運転席に座っていて、ミラーを直したりしてやる気まんまんである。

結果はああいうことになったが、キレがそのときどんな気持ちだったのかは、無表情だからわからない。
ほんとに全然予測してなかったのかね、ああなることを。あのいそいそした楽しみでしょうがない様子から見て、そうだったんだろうな・・・。
キレネンコは、冷静で頭が良くて、無謀と思われることをするのも自分の超常的能力を知っているからで、ちゃんと先を読んでいるのだ、と思いたくなることもあるが、実は何も考えてなくてほんとに無謀なだけで、超常的な腕力と弾や爆弾や刃物にも傷つかない化け物的身体と確率の法則を無視したギャンブルの才能があるから、生きてこられただけなのかもしれないとも思える。
脱獄したときも、やはり何の計画もなかったのだろう。たまたま通りかかった車を強奪して、たまたま銃弾をかいくぐってついて来たプーチンといっしょに逃げたから、ここまで来られたのではないか。プーチンがいなかったら、車の運転も整備もめんどくさくてやってられない(絶対そうだと思う)キレネンコが、旅を続けられるはずがないではないか。だからこそ、意図的にプーチンを連れてきたのだと思いたくなるのだが、・・・やっぱり違うと思うw

ジェットエンジンの件については、プーチンがいなかったら、キレは戦闘機のエンジンを車につけようなんて(自分ではできないもしくはやる気がない)考えなかっただろうから、引き分けである(誰と誰の何の勝負だよ!)。

というわけで、今日もキレたんにもプーちゃんにも惚れていて、どっちか選ぶなんてできません(><)という話でした(そ、そうだったのか)。
それでは次回をお楽しみに~(^o^)/





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Last updated  2010.06.18 17:52:43
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