けんちゃにすと☆けんちゃにずむ

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marimarien

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2004.04.29
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哲をアメリカに行かせることにした。

去年結婚してすぐ会社を辞め、大学院入学準備をしてきた哲。
予定としては、行きたい学校の入学許可がおりても奨学金が貰えなかったら諦めるということにしていた。
授業料や生活費を考えると約2年間無収入で暮らしていくだけの資金が不足してたから。

そしてやっぱり
予定通りにはいかなかった・・・
哲の行きたい学校からは合格通知だけしか来なかった。
アメリカの大学院で自分の研究分野を深く学び
その後はアメリカで就職したいと前々から言っていた哲。
その希望を叶えられるのはたぶん今しかない。
でも資金不足だから諦めるしかない。
それも当然、自業自得でしょ?
始めから分かっていたことだから。


だいたい私だったら
本当に自分がやりたいことをする時、確実に実行できる方法を考えるだろう。
奨学金をもらって学校に通うという方法が90%くらいの可能性があるのなら哲のとった行動は理解できる。
でも、その可能性が不確かならば始めから十分な資金を準備してから始めるだろう。
いくらその他の事情もあって、予定通り資金準備が出来なかったといっても今のこの状態が現実だ。


「やっぱりどうしても大学院諦めきれない・・・」そう言った哲に、
私はず~っと哲のいたらない点をあげて責め続けてきた。
ホントにもうこれ以上言い足りないことはないくらい
いっぱいいっぱい哲に対する不満や不信感を。


それでだんだん冷静になって気付いたのは
過ぎたことを責め続けても何の解決にもならないということ。
哲は私が考えている以上に自分の考えの浅はかさを反省して、この先いかに責任をもって将来に対処していこうか考えていた。

私だって根本的には哲のアメリカ行きを反対していたわけじゃない、ただ最近あまりにもネガティブな考えしかできず今の自分の状況や将来のこととか全部全部悪いほうにしか考えられなくなっていたの。
哲のことを全然信じられなくなってたの。


でももっと冷静になって
少し心を休めて考え直してみると、哲のアメリカ行きは実はそんなに不可能なことじゃなかったの。

足りないお金は何があっても絶対に返す自信があると言った哲が、援助を申し出たうちの父に借りればいい。(私はきっぱり断ったので、あとは哲の問題だ)
それ以外の生活費は私が日本に帰って働けばなんとか足しになるだろう。
2年なんてあっという間、全然たいしたことじゃない。
今ここで
安定した日々が欲しいとか
旦那に養ってもらって安心したいとか
そんななんとなく落ち着いたら楽かも?思考の為に
今あるチャンス、この先の大きな可能性を潰すのは
結局は私自身を大きく後悔させることになるだろう。
ってことに気付いたの。

今まで多くの人々に支えられて助けられて私はここまでやってこれた。
それぞれの人に直接恩返しはできなかったけど
今、私が出来る何かを必要としている人がいるなら
それをここで返して行けばいい。

一緒にアメリカには行けないけど頑張って働いて援助するよ。精神的に辛かったらつまんない話して励ましてあげるよ。


そして最後は100倍にして返してもらうから・・・
覚悟しとけよ~!


それでも
なんだかんだいっても
やっぱり心のどこかに不安はある。

でも諦めるのはまだ早い。
だってまだ何もはじめていないから・・・






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最終更新日  2004.04.29 19:25:20 コメント(9) | コメントを書く


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