台湾の嫁~台湾っておもしろいのねん~ 

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ニーヨン 24??


ごみ周辺物語9 ~ニーヨン 24??~


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「クゥレイジ~♪」 そう言ったお嬢さんは、

上手に私と合った目線をはずして仲間とまたおしゃべりを始める。


大丈夫よ~。

私はあの人の知り合いなんかじゃ無いんだから。

そうは思うけどそれを口に出す勇気がないまま

私はコンビニの中に入って行く。


だって、中国語が通じるかわからないし、

英語で言う程大仰なことでもない気がするし、

ましてや、彼女達の言葉がわかるわけでもないのだから。


彼女達はこのお話の始めの方でもちょっと触れた

「ニーヨン」(24ではない。女傭 と書く)と呼ばれる

フィリピンやタイ、インドネシアあたりから来ている

出稼ぎ族のお手伝いさんである。


彼女達にとってごみ捨てプレ爺ちゃんは

もしかしたら雇い主の友達かもしれないし、知りあいかもしれない。

まさかそんな事は無いとしてもごみ捨てプレ爺ちゃんを

「クゥレイジ~♪」なんて笑った所で目が合ったこの台湾人らしき女性(私のことだ) が

雇い主の知り合いじゃないという保証はどこにも無いのだ。


お手伝いさんとしてあまり品の良い行為とは言えない所を見られたのだから

目をそらすのも 至極もっともであろう。


彼女達はみな住み込みである。

大きな家に行けば、自分の部屋を与えられる人もいるのかも知れないが、

私が知る限りでは、まだまだ手のかかる乳児と同室とか

(母親は翌日の仕事があるから子供に付き添ったりしない)

介護の必要な老人と同室である。


もちろん一日中家の中にいるわけではなく市場で買出しをしていたり、

公園などに車椅子の老人を散歩させにやって来たり、

ベビーカーを押して本屋やマックで見かける事もあるが

やはり一人きりの時間と言うのは少ないのだろう。


ごみ捨てと言う公明正大な理由と共に一人で外に出て、

同じ境遇で同じ言葉を話す友人 に

あえるこの収集車停車場は彼女達の楽しみなのだ。 (と思う。楽しそうだから)






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