サトゥの死ぬまでシネマ。

サトゥの死ぬまでシネマ。

2008年劇場鑑賞の巻。

「AVP2の巻」2008年1月9日(水)
前作も劇場で観たので。ってな感じで観にいったのですが、TVで予告観たときは驚きました。続編作ったの全然知らなかったので。前作観たときの感想は「まあ、タイトルにもなってんだからしょうがねえけど、人間の登場シーンすくねえな」だったのですが、今回はひとつの街全体が戦場と化すのでガッツリ、人間出てきます。主人公の設定も刑事とか軍人じゃなく刑務所上がりっつのがいいですね。その弟の恋もあったりで、ティーン・ホラーの要素もありました。戦いのメインはやっぱりプレデターとエイリアンですが。俺が脚本家だったら、プレデターが人間の味方になるっつう安易な展開に持って行くんすけど、そうではなくて、プレデターにとっても人間はあくまで狩猟の的っつうスタンスが、イイな。と。結果助けてるって描写はありましたけどね。登場人物も「コイツは死なねえだろ」っつう人が死んだりしてせつないっす。多くは語りませんが「えー予告のあの人まで」ってなもんですよ。最後眠くなってちょっと見逃した感があるので、もう1度観なきゃなあ。と。なんか「3」ありそうな終わり方でした。けど。

「スマイル 聖夜の奇跡の巻」 2008年1月16日(水)
つうわけで、森山未來主演っつうので観に行ってきました。もちろん。内容も気になってまして。素人なのに少年ホッケーチームの監督に任命された主人公が熱意を持って彼らを勝利に導くっつうお話。エミリオ・エステベスのマイティダッグを思い出します。あのテの映画が大好きな僕としてはこれは期待。陣内孝則氏が監督っつうのもデカい。でもちろん期待通りでしたよ。話はベタなんすけど、そこがイイんすよね。いきなり練習試合に勝つ展開に戸惑いつつも。ちゃんと素人ながらの考えでやってる感が出てたし、練習シーンにもアツイものがありましたし。笑えるような、笑えないような細かいギャグもよかったです。監督さんが俳優のおかげがチョイ役の人が豪華でした。しっかし、あの展開にはヤラレましたね。オープニングの映像で「ソレはない」と思い込んでいたもんで。アレはミスリードさせ過ぎ。ほんとせつなかったです。ま、仕方ないです。エンディングに少しの望みを託してますしね。20年前の設定なんすけど、「現在の監督」森山未來が出てきて欲しかった欲しかったな。と。まあ、老けメイクは無理なのでせめて後ろ姿だけでも・・・。ってなもんです。ヒロインよりも男まさりのホッケーチームに入る女の子役の子が気になって仕方なかったです。彼女はいい女優になりますよと。

「アースの巻」 2008年2月7日(木)
つうわけで。アースを観てきました。僕自身は映画館で「ドキュメンタリー」的なものを観るという概念がなかったのですが、たまにゃいいかな。と。せっかく月2本観ると決めたので、普段観ないヤツを。というのもありますし、大画面でこそ。って感じだな。と。フタを開けてみれば、「プラネットアース」というBBCが製作したものを再編集したものみたいですね。NHKでもやってたみたいです。プラネットアースを観ていない自分には十分見応えありました。もね。画面いっぱいのワタリドリのすごさったら。でもこれやっぱり「全部本物」っつうスタンスで観るじゃないすか。ドキュメンタリーなんで。だから「このトナカイの群れなんか、下に半分はCGです。ってテロップが出ても疑わないだろうな」とも思いました。言ってしまえば、今のCGのすごさを再認識。です。でもやっぱり「自然」という、本物にはかなわないと思いましたね。これをみて地球温暖化とか環境問題云々を語るつもりはないんすけど、それ抜きで楽しんでもらった方がいいとは思います。聞くところによると製作者側もそういうメッセージ性は持たせていないらしいので。ぶっちゃけ、日本語吹き替え版はやり過ぎたかな。と。しかし、人が戦争していたりしても、「あの世界」があったかと思うと考えるものがありましたね。

「東京タワー オカンと僕と、時々、オトンの巻」 2008年2月18日(月)
近所の映画館で500円だったので観に行きました。今さら感マンサイですけど。観るかな。と。日本アカデミー賞をいろいろ獲りましたしね。まあ、その前から観ようと決めてたんすけど。月9ドラマ版はみてました。「世界の中心で愛を叫ぶ」を観たときもドラマ→映画で観て、「うわっ。総集編みたい」なんて思ったんすけど、今回は全然そんなことも感じず、すんなり映画版の世界に入りこめましたね。それはキチっと幼少の頃から描いてくれているおかげだと思います。しかし、大学生になった途端オダギリジョーになったのは違和感ありましたねえ。一年でその顔かい!と。子役の子たちもオダギリジョーと同じ位置にホクロなんかつけて、「なんだかなあ」という気持ちに。ま、しゃーないすけど。ヒロイン誰だっけと思いながら観てて、「そうか。松たか子か」と。そんなに控えめな出番ながら、けっこう重要なセリフなんかもあり、その辺が絶妙でしたね。伊藤歩も出てて。やっぱりこの女優さんが好きだなあ。と。そういえば月9版のヒロイン、香椎由宇とオダギリは結婚したんだなあ。と。そんなことも思いつつ。けっこう笑いのポイントも入れてきていて、劇場で笑い声起きたりしてましたね。そして、もちろん泣けます。やっぱりコレはねえ。地方から出てきて東京に住んでいる自分にはグッとくるもんがあります。手紙を読むシーンが3箇所ぐらいあるんすけど、全てを書きてのナレーションで読ませるという演出にはせず、そのシチュエーションにあった感じで演出しているのがウマイな。と。

「ジャンパーの巻」 2008年3月7日(金)
つうわけで「ジャンパー」観てきました。もうね。予告を観た時点でワクワク。こいつは絶対観にいくぞ。と思ったもんです。やっぱテレポートの描写がおそろしくかっこいいんすよね。主人公が若きダースベーダー、ヘイデン・クリステンセンと気が付くのは遅かったですけど。そういや「うわーココ、ダースベーダーのテーマ流して欲しい」と思ったシーンがありました。ストーリーは最初のテレポートをするところまではコイツはおもろくなるぞ。って感じだったんすけど、いや、個人的には全ておもろい。と思えたんすけど、けっこうネットでは評判よろしくないんすよね。原作を大幅に変えたのがよくなかったのか、説明不足な部分が多かったせいか。まあ、とにかく原作読みたいっす。しかしながら、「え?もう終わり?」的な終わり方に驚きました。噂では3部作らしいです。おいおい。と。でも前情報ナシでみてよかったです。ココを読んだ人、「あーあ」と思ったらごめんなさい。この映画のおもろいところはテレポートの能力を得た主人公はスパイダーマンみたいに「悪と闘う、正義のために使う」ってことをしないんすよ。まずは銀行強盗。ですから。そういう誰もが真っ先にやりそうなことをやるっつう「人間くささ」がいいな。と。まあ、スパイダーマンも最初は金もうけ企んだし、今後の展開によっては「テレポート能力で悪と闘う」っつうのもあるかもしんないすけどね。日本のシーンが意外と長くて驚きました。日本ロケなので外国映画にありがちな「あちゃー」な描写ではないのがよかったですね。なーんか通行人に違和感がありましたけど。まあ、ホント今後に期待。それにしてもあの能力は欲しいです。

「ライラの冒険 黄金の羅針盤の巻」 2008年3月11日(火)
まったくのノーマークだった作品。しかしながら、タダ券をもらったので観にいくことに。あんまりファンタジー系は観ないのですが、特に「ハリポタ」「ナルニア」「ロード・オブ・ザ・リング」あたりは「原作読んでからの方がいいかな」と思ってしまいます。ハリポタは1作目は原作読んだあと観たのですが、オモロイと思ったので嫌いではないんすよね。このライラも単純にオモロイと思えました。始まるまえにいきなり「これ3部作ですよ。1作目の舞台は・・・」なんて説明文が入ります。3部作っつうのは知っていたのですが、やべ、おもろそう。なんて思いました。そして二コールキッドマン。まさにハマり役でしたねえ。もうね。後姿が美しい。「キタキタ」ってなもんですよ。しっかし、細かい伏線に脱帽。何気ない会話に意味があったり、「うわ、そこでそれ登場」みたいな。ね。そしてクマCG。噂ではアレが描けないから映画化できなかったとか。それだけにまさにスゴイシーン。あの白い毛並みを見ていたら、「ネバーエンディングストーリーリメイクして欲しいなあ。フルCGファルコンみたい」なんて思いました。まあ、ファルコンはあのぬいぐるみ感が魅力なんでしょうけど。「ライラ」の世界では魂が動物(ダイモンって呼ばれてます)に具現化して側に寄り添うっつう設定なんすけど、画面に映る人物ひとりひとりに動物が側にいるっつうのが、なんかスゲエな。と。戦闘シーンなげえな、おい。と思いつつ、無事一段落。いやあ、これからが楽しみ。ですな。早く次が観たいっす。

「クローバー・フィールドの巻」 2008年年4月7日(月)
さて、行ってきました。公開前から気になっていた作品。コレは絶対おもろい。と。ポスターみて思いました。そのときに怪獣映画という情報も得ていたのですが、できれば、ソレさえもシャットダウンして観たかったぐらいです。予告もみてしまいましたもんね。なるべく新しい情報は得ないようにして観にいきました。最初は予告だけ手ブレのビデオカメラ映像だと思っていたのですが、全編そうでした。まあ、「ゴジラ版ブレア・ウィッチプロジェクト」って聞いてましたからね。そう。この映画、言ってしまえば「ゴジラ映画によく出てくる、逃げ惑う人々がもしもビデオカメラで撮影していたら」です。しかし、コレがリアル。僕は非常に楽しめました。ぶっちゃけこの手の手法はやっぱりブレア~が先なんすけど、コッチはコッチで本当にスゲエと思いました。複数のカメラの映像を断片的に繋いで怪物の正体も最後まで明かさない。と思っていたのですが、ひとつのカメラでちゃんとストーリーは続いていきます。怪物もしっかり出てきます。これ僕が監督なら最後の1カットだけチラっとみせるぐらいにしますね。その方がいいと思うんすけど・・・。ラストシーンも非常にせつなくて。早速続編の噂。どうなんでしょう。見逃した部分もあるんで、もう1度みたいですね。 しっかし、期待値上げて観にいくとたいてい「こんなもんか」と思うのですが、コレは期待値通りでしたね。まあ、あくまで個人的意見と、付け加えておきます。念のため。あっHAKAISHAってサブタイトルついてます。

「バンテージポイントの巻」 2008年4月17日(木)
予告観て気になっていたので観てきました。ほぼ予告のみという予備知識で観たのですが、コレおもろい。最初、ひとつの事件が起きて、それを追いかけるだけだと思っていたんですよ。で、目撃者がたくさんいて、いろんな胡散くささありーの、実は犯人の証言がありーの、真実に迫るストーリーだと思っていたんすよ。ところが観始めて驚きました。事件が起きるのは起きるのですが、そのままストーリーは転がりません。ある程度、進んで、これからどうなる?ってときに、事件が起きる前の時間に戻って違う登場人物の視点から観客にその事件をもう一度みせるという手法をとっているのです。コレはすげえ。新しい。と思いましたね。聞くところによるとLOSTもこの手法を使っているそうですが。さすがに何回目かで「また?」という気持ちにもなりましたけど。もちろん犯人側の視点からもみせてます。しかし、「裏切り者」の存在があったりでうまくそこを見せない感じの演出でハラハラさせます。カーチェイスもカッコいい。うまい具合に登場人物が絡まり、最後のクライマックスまで突っ走って同じ場所に集結する感じがスゴイです。大統領暗殺がその事件なのですが、大統領側からも描いていて、そこにも驚きの展開が用意されていたのが、なかなかですね。同時刻に起こってますよ。という見せ方もウマイ。そして現代ならではのハイテク犯罪。普通の撮ってもよかったんでしょうけど、さらにヒネった手法で見せることでさらにおもしろく仕上げてくれてます。「24」の手法が一番スリルを描けると思ったんすけど、世の中にはまだまだいろんな方法とやらがありますねえ。

「NEXTの巻」 2008年5月1日(木)
予告観て気になっていたので観に行きました。予告を1回観て「2分先の未来が見える男がテロを阻止しようと奮闘」というあらすじを認識。情報はそれだけで観て来ました。これ、正解。ほんと新鮮な気持ちで観れましたもん。主人公ニコラス・ケイジは刑事か、FBIだと思ってましたし。自分の能力を使ってなんとかテロを阻止しようと駆け巡り、「2分先を見れる」という能力を最大限に活かした展開でギリギリ防ぐってなのを想像していました。実際、ニコラス・ケイジはマジシャンという設定で政府がその能力に目をつけ、協力を要請するという展開。「ほう。そう来たか」と。ところが、ニコラス・ケイジは協力しません。自分の運命の女性に夢中。というとんでも展開。なんじゃこりゃ。ってなもんですよ。そもそも2分先の未来が見えるがキーポイントじゃなかったのか?と。僕は2分先というギリギリ感を有効を使うストーリーだと思っていたのです。が「彼女の未来だけは先まで見れる」という反則ルール登場にゲンナリですよ。確かにサクッサクッと追っ手から逃げるシーンは爽快で今までにない感じでしたけど。「こりゃ、期待はずれか」と思ったらあのオチですよ。「えー」ってなもんですよ。絶対、賛否両論の否が多め。ってな感じなんすけど、僕的には評価上がりましたね。結局はアレは伏線だったか。と。シックス・センスなみの衝撃。オチの感じは、「10ミニッツ・アフター」という映画に似ているな。と。あらかじめ2分先を観客にわかるようにみせて、ニコラス・ケイジがどう行動するか。という演出だと思ったのですが、観客に「え、今の2分先の映像?」とソレをわからせないようにするというツクリだったので何度か驚きがありました。あと、いろんな2分先の映像をみているニコラスという演出が分身の術みたいで、斬新でした。チョイ役ながら「コロンボ」ことピーター・フォークの存在感はスゴかったです。

「最高の人生の見つけ方の巻」 2008年5月27日 (火)
けっこう気になってたので観てきました。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演っつうことで。あらすじかいつまみ過ぎると「病室で知り合った、余命いくばくもなない老人2人が死ぬまでにやりたいことリストを書き出して、実行していく」っつうお話し。実行していくサマをおもしろおかしくコメディタッチで描いて、最後はホロリとさせるんだろうな。と思ってたんすけど、そうでもないんですね。物語を円滑に進めるためでしょうが、ジャック・ニコルソンが金持ち設定なのでリストは次々達成されていきます。ともすれば、観光ビデオになりかねないところですが、きちんと2人の会話だけで、「魅せる」ことに成功してるな。と。「世界一の美女とキスをする」っつうのは伏線だろうなあ。なんて漠然と思っていたのですが、やっぱりすごく効果的な、ステキなシーンへの伏線でしたね。要は後半になるとリスト、ひとつひとつが「あ、ここでこの項目クリアね」となってくわけです。これがピタってハマる感じでいいんですよ。そして、最後の項目が達成されるシーンが特に最高でしたね。ウマ過ぎ。オープニングのシーンで、ミスリードしていた自分には驚きもありまし。うまくエンディングに繋げてくれましたね。

「神様のパズルの巻」 2008年6月18日(水)
マジックアワーと迷った末、こちらを観ました。同じく邦画で市原隼人主演。偶然みたチラシであらすじを読んでおもろそうだな。と。「無から宇宙が生まれたのならば、人間にも宇宙が作れるんじゃないか」をテーマに進んでいくストーリーです。けっこう爽やかな青春群像劇をイメージしていたのですが、だいぶ本格的に語られます。難しい言葉の羅列が続きますが、けっこうわかりやすいし、ウマイ例えなんかも使ってきて。ほほう。となりましたね。と同時にコイツはおもろくなる。という予感もさせましたし、「これ、オチどうすんのかな」とも思いました。けっこう事態は深刻な方向へ。とんでもない展開。おいおい。どう収束させんのさ。と思っていると、なんかシュールなまとめかたでした。ウーム。ああいう展開にするなら、もっと、しっかりした伏線が欲しかったな。と思った次第です。ただ「宇宙=無限の愛」みたいなオチにしなかったのはよかったですね。まさか、そういうオチに持っていくのか?と思わせましたから。「宇宙は作れた、それは愛」なんて安っぽいコピーになってしまいます。原作読んでみようかなあ。と思いました。

「花より男子ファイナルの巻」 2008年6月30日 (月)
まったくのノーマークだった作品。ホントはマジックアワーを観ようと思ったのですが、あえてこっちを観るのもアリかな。と。ゆうてもテレビシリーズは見てますし、原作も読んでる自分ですから。しかし、あらすじすら知らない状態で観たのはほんとよかったです。知ってたのは、香港ロケぐらいで。「おいおい映画化するなら、無人島エピソードじゃねえの?」なんて思ってたぐらいで。まあ、雑誌でチラっと読んで「おお、無人島展開あんのね」は知ってましたけど。そういう比較的フラットな状態で、期待もせずに観たのが功を奏すしたのか十分楽しめましたね。細かく笑わせるネタも多いですし。脚本がけっこうがんばってんすよ。ウマイ展開にしてくれてるんですよね。ハリウッド映画にありがちな、ひとつの手掛かりに行き着いたら、次の手掛かりが生まれるというね。オチは原作読んでればわかる範囲です。「本当の黒幕」が原作通りか失念したので僕は驚きました。あれ?どうだったっけ?っつう。そして更なるサプライズ展開。続編も作れそうなニュアンスでしたけど・・・。これで本当にファイナルでいいと思いますよ。満足です。

「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国の巻」 2008年7月17日(木)
ようやく、観てきました。インディさんです。いやあ、おもろかった。ワクワクドキドキ。念のため過去の3作を復習がてら観て臨んだんすけどコレ正解。まあ「魔宮の伝説」は無視されてますけど。「失われたアーク」と「最後の聖戦」を観ていればニヤリとする場面多し。です。オープニングでやらかしてくれますからね。振り返ると謎解きの面(まあインディシリーズの場合そこはそんなに重要でもないすけど)は少ないのですが、アクションに見応えアリ。さすが「元祖冒険活劇」ってなもんですよ。今回はロズウェル事件を扱っているわけですが、そこと「クリスタルスカル」を結びつけなかった自分はバカだなあ。とちょっと考えればわかることなのに。まあ、よくできた脚本で。いろいろ語りたいとこですが、これはもう観て頂きたい。って感じです。しっかり完結させてますけど、まだまだ冒険は続くよ的なニュアンスを残す演出のエンディングは最高でした。

「ハプニングの巻」 2008年7月31日 (木)
そうです。M・ナイト・シャマラン監督作品です。彼が監督した作品は「シックス・センス」以降、欠かさず観ています。もうね。この「ハプニング」っつうタイトルが「シャマラン」らしくてワクワクさせてくれます。で、今作はこのタイトルだけを知った状態だけで観にいくつもりでした。予告も観ないように。ポスターもチラ見程度という徹底ぶりです。しかしながら、この情報化社会「人がバタバタ死ぬ」っつう超おおまかあらすじを聞いてしまいした。しかも、その原因までは公表されていなかったようで。ということは、結局、前情報ほとんど得た状態で観たんじゃん。と思ったのですが、雑誌情報なんかもシャットダウンしたおかげで、非常にフラットな状態で、観ることができました。「おお、そういうことか」っつうね。しかも、その原因も斬新だな。と。まさに見えない恐怖。死因も無理な感じするんすけど、斬新。その見えざる恐怖をもっとウマイ例えでセリフ説明したほうがわかりやすかったとは思いますけどね。例えば、天敵対策を出してくるとかね。なんか、そんな説明もあったとは思うんすけど、もっとわかりやすくっつうね。まあ、見ればわかります。敵の弱点を見つけるラストと思いきや、そんなこともない展開はまさに「宇宙戦争」を思い出しました。スゴイ大どんでん返しではないんですけど、ただでは終わらせませんでした。物足りない気もしますけど、ラストシーンをエンドロール後に持ってくるか、エンドロール後にもうひとひねり新たに付け加えるかはして欲しかったですね。

「ダークナイトの巻」 2008年8月12日 (火)
つうわけで。ダークナイトですよ。前作ビギンズの時の感想でも書きましたけど、バットマンの映画作品は全て劇場で観ている自分としてはやっぱりはずせません。期待大で挑みました。確かにすごかったです。が、ネットなんかで手放しでみんな褒めているのに違和感感じましたね。やっぱり注目すべきはジョーカーを演じるヒース・レジャーなんでしょうけど、もし彼が生きていたらここまで評価されていただろうか。という疑問も残ります。観ててスゲエと思いましたよ。でも、「バットマンってやっぱり悪役に注目がいく宿命なんだよなあ」とせつなくなりました。ビギンズでは「ジョーカー」ほどの狂気さが悪役になかった気がするので、まだバットマンが食ってる感ありましたけど、今回は食われてます。完全に。しかし、あのバイクはカッコ良すぎ。その誕生のきっかけを全然知らなかったので、ドギモ抜かれるとともにスゴクワクワクしましたね。内容については多くは語りますまい。とことんダークな気分にさせますけど、鳥肌モノシーンの連続です。え?まだ終わんないの?と2回ぐらい思いましたけど。
よかったのは続編をヘタに匂わせず、キッチリ終わらせてくれたことです。もちろん続編は期待してますけどね。昨今に多い、おいおい3部作かよ。とツッコませない感じに好感です。レイチェル役が変わっていたのに戸惑いました。マギーギレンホールは好きな女優さんですけどね。ダークナイトのナイトって「夜」の方だと思っていたんすけど「騎士」の方なんですよね。「night」ではなくて、「knight」なんですよ。もちろん「夜」の意味も込めてる感はありましたけどね。

「崖の上のポニョの巻」 2008年8月26日(火)
宮崎駿監督作品を劇場で観るのは「千と千尋の神隠し」以来です。あらすじなんかの予備知識を一切入れないで観にいきました。ストーリーが想像と全然、違くて、そこに驚きました。予告なんか観てるとですね。「あ、ポニョは人間になるんだ」っつうのはわかっていたんすけど、そのタイミングやらなんやらがもう、僕の予想とは全然違っていて。ほんと驚きました。僕はとりあえず、主人公の男の子「ソウスケ」と「魚のポニョ」の楽しく過ごす「日々」が描かれると思っていたんですね。そこに別れがポンっと来てしまう。と。そんなストーリーを想像していました。ところが、そんなことはなく映画内では2日間に起こった出来事を描いています。急展開に見えて、正直、なんだかなあ。という思いは沸き起こりましたね。そんでもってクライマックスに向けてなんかとんでもないことが起こりそうな予感をさせます。しかし、そんなことなく終わる感じで。でもまあ、子供にはウケがいいとは思いますね。子供がどう思ったかを知りたいな。と単純に思いました。そして大人になってから観て欲しいな。と。ちゃんと物語がわかるようになってからもう一度、観て欲しいですね。そういや、ガキの頃「ナウシカ」を観て俺は何を思ったっけかなあ。なんてことも思いました。観てる途中で「あ、これ人魚姫だ」なんて思ったのですが、調べてみたら、やはり宮崎監督は「人魚姫」をモチーフにしているようですね。宮崎版「人魚姫」。絵本に近い感覚の映画。そんな印象を受けました。後は波の表現がスゴイ。というか卑怯でしたね。そういう見せ方があったか。と。「プロパンだからだよ」はなかなかの名ゼリフ。ああ、ハム食いたいなあ。ビンに閉じ込められるポニョかわいい。といろんな感想を持ちました。観る前に「ポニョって金魚らしいんだけど、なぜに海?海水大丈夫なの?」という疑問をぶつけられていました。 他の人は「その前に顔が人間なのにひっかかれよ」なんて言ってましたけど。 でも、僕はその疑問のおかげで、ソウスケが水道水にポニョを入れていたのを違和感なしに見れましたねえ。金魚だからいいんじゃね?的な。 結局、海水でも淡水でもいいんすかね。やっぱり「映画だから」という魔法の言葉で済ますしかないんでしょうか。

「ハンコックの巻」 2008年9月1日(月)
というわけで、ハンコックを観てきました。予告ですげえおもろそうと思って。「半人前のヒーロー」「グータラなヒーロー」ってけっこう画期的だなと思っていたのでですが、映画史を紐解けは意外とそういう設定はあるようですね。しかしながら、スーツなし、マスクなし、酔っ払いながら空飛んで、むちゃくちゃやる。っつうのはなんか斬新でしたね。しかも、中盤、本当に意外な展開を迎えます。え!マジ!?と、ほんとにドギモを抜く展開なんすよ。これは予想を裏切られた。って感じです。そうきたか。と。ちょっと設定が曖昧なとこもある気もしましたけど、何よりのハッピーエンドでしたので。ある伏線があったのですが、もうちょっとウマイ回収の仕方をして欲しかったですね。じゅうぶんニヤリとさせる演出でしたけど、これまた予想と違いましたけど。YouTubeとか今どきっぽいアイテムが出てくるとこは「そうだよなあ。やっぱそういうの映画にも出てくる時代だよなあ」なんて思いました。特に続編を匂わす感じでもないんすけど作れそうですねえ。エンドロールの遊び心もよかったです。

「ウォンテッドの巻」 2008年9月24日(水)
というわけでウォンテッドですよ。と。さほど興味なかったんすけど、予告みて「うわーこれは観なきゃ」と思いましたね。観終わって「見せ場、全部予告でやってた・・・」ってパターンはいやなんすけど、コレに関しては「それでもいいから、観たい」と思わせてくれました。本編でどんな風にしてそのシーンが使われるか気になるのもありましたし、大画面ではやくこの映像観たいってのがデカイですね。しかも、予告以外にも見所がありました。あらすじも非常に僕好みでして。「平凡な青年が日常にウンザリしてるところ殺し屋にスカウトされて・・・」という。ザックリ説明ですが、この殺し屋にスカウトされる理由。殺し屋組織の説明なんかは本編でしっかり描かれてます。この平凡な日常の描写がホントにヒドイ。主人公に同情。だからこそ、ブチ切れるシーンがスカっとするんすけど。そしてビビったのが、アンジェリーナ・ジョリーの初登場シーン。「あれ、アンジーってこんなにかわいかったっけ」つうぐらいキュート。この作品でようやくその魅力に気が付きました。マスクで初めてキャメロン・ディアスをみたときの感覚です。って今さらですか。で、殺し屋組織なんすけど、これね。ターゲットの決め方がオモロイ。これ意外でしたねえ。「なんぞコレ」「ちょっと無理あるなあ」なんて思いましたけどね。てっきりゴルゴ13みたいに依頼を受けてから実行するもんだと思ってたので。で、これまた意外な展開。最近観る映画にはストーリー裏切られすぎです。ラストの主人公セリフにしびれましたね。うわ。カメラ目線・・・。これがカッコよかった。主役のジェームズ・マカヴォイっつう役者さんの作品はこれが初めてなんすけど、彼にも注目していかないかんなあ。と思いました。エレベータークラウチングスタート、「アイムソーリー」のセリフの使い方、キーボードクラッシュ、サクっと車に乗せる、アンジェリーナ・ジョリーの体そらしーのトラックよけ、ドラゴンボールを思い出す回復風呂、おいおい、どっかの団体からクレーム来ないかい?といいたいネズミのくだり、最後の乗り込み大疾走。などなど見所たくさん。初めて「DVD」買おうかな。と思えた作品ですね。一番評価したいとこは最近の作品にありがちな、「変に続編を匂わす」ことをしなかったトコですね。ある程度、キチっと終わらせてくれてます。正真正銘、「1本の映画」ですね。まあ、続編なんぼでも作れそうですけど。吹き替えのDAIGO版が気になります。「アイムソーリー」が「ていうか、すみません、でも、たしかに~僕もぉ悪いとは思ってんすけどぉ」ってなってないことを祈ります。

「アイアンマンの巻」 2008年10月1日(水)
アイアンマン。これまた予告で気になってまして。アメリカでもヒットしていたようで。あらすじを読んでいたですが、この映画、2部構成って感じですね。前半でアイアンマン誕生を描いて後半でアイアンマンの活躍を描くって感じで。アイアンマンって要はパワードスーツで、スパイダーマンみたいに特殊な能力を持つわけではないんすよ。しかも主人公自らがこのパワードスーツを開発するっつうね。この過程をけっこう密に描いてるとこがこの映画の見所と言えますね。ストーリーからすれば、間延びする可能性もありますけどおもしろくみせてくれてますね。伏線も盛り込んでくれてますし。ヒロイン役がグゥイネス・パルトロウというのに驚きました。この手の映画に出るタイプではないと思っていたので。ラストシーンは「?」でしたけど、ネットで調べてようやく理解しました。続編はどんな感じになるのか。楽しみです。

「アキレスと亀の巻」 2008年10月15日
いやあ、ほんとはね「容疑者Xの献身」を観にいこう。と思ってたんですけどね。時間やらなんやらの都合で北野武監督作品「アキレスと亀」を観ることに。あんまり北野作品は観たことないので。いい機会だな。と思いましたけどね。前情報一切なしで観始めたんすけど。結果。スゲエな。という印象は受けましたね。ひとりの芸術家の半生を描いた物語なんすけど、幼少時代、青年時代が意外と長くて驚きましたね。てっきりすぐ「主人公たけしさん」が登場すると思っていたので。それにしても全体的にシュール。人死に過ぎ。でも笑いもあるっつう。シュールな笑いで、声を出して笑えてしまうというのはけっこう珍しいんじゃないかなあ。というね。けっこう劇場で笑い起こってました。ちなみに年配の方が多かったです。個人的にはお笑いやってる人が監督の映画って感じが顕著に出ていたと思います。麻生久美子ってやっぱりいいですね。映画女優って感じがしますねえ。

「容疑者Xの献身の巻」 2008年11月4日(火)
いや、これはもう、原作がスゴイので。多くは語りません。もともと東野圭吾さんが好きでドラマ化前からガリレオシリーズは読んでました。んでもって、容疑者Xの献身は最近読んだのですが、コイツは推理小説の範疇を越えてましたね。最後、タイトルの「献身」が本当に浮き彫りになります。原作ではほんとうにさえない男、石神を堤真一氏が演じているのですが、やっぱり男前なんすよね。そこがちょっと。さえない演技してますけども。松雪泰子はハマリ役。しかし、役名も「靖子」。ヤスコで同じなんですよ。本編でダンカン氏が「ヤスコちゃん」って呼んでいて「あ、ダンカンのNGそのまま使ったな」って一瞬思いました。ダンカン氏のキャスティングもちょっと違和感。原作読んで男前を想像していたので。なんにせよ、この作品は原作を読んで欲しいです。後でも先でもいいので。

「イーグル・アイの巻」 2008年11月12日(水)
いやあ。観てきましたよお。鷲の目。予告観て雰囲気がウォンテッドっぽいので気になってたんすよね。僕は「平凡な主人公がとんでもない事件に巻き込まれてしまう系」が大好きです。前情報を一切仕入れなかったおかげで、すごく楽しめました。うわーこれどうなるんだよ。みたいな。いきなり双子ネタでドギモ抜かれたり。他に巻き込まれた登場人物と合流したり、この辺も知らずに観たのでひとつひとつの展開にドキドキワクワクでした。しかし、事件の正体がちょっとなあ。と。題材は「現代っぽい」のに、ソコだけ「90年代映画」みたいな感じがしましたね。90年代に作られたら思いっきり近未来チックにつくられて、シュワちゃん主役で作られてたんちゃうん。と。でも近作で近未来という設定にしなかったのはもう現実が追いついてる証拠なんですよね。それでも、もうひとひねり欲しかったとこです。その「正体」を操るヤツ登場とか。双子の兄ちゃん生きてたよ。とか。まあ、双子も伏線だったわけだし、なかなかウマイ脚本でしたね。「って、最初からその無人飛行機使ってターゲット狙えばよかったんじゃね?」とツッコミ。手が込みすぎだろ。と。まあ、その懲りようが好きだったりしますけど。たとえ、爆弾と起爆装置の設定が現実離れし過ぎていてもね。

「SAW5の巻」 2008年12月15日(月)
つうわけで。観てきました。4を借りて観たのでそのテンションで行くか!と思ったら、近所の映画館でやってないっつう、劇場を調べて、電車に乗って観にいきました。SAWシリーズってすっごく繋がってるので、わかんなくなるし、4を覚えているうちにすぐ観にいかなきゃ。って感じで。ところが、観た後もよくわかんないっつうか。全体を把握できませんでした。こりゃ、1から見直さなきゃな。と。2の裏側とかみせてきますしね。SAWって時系列をごっちゃに見せてくるので、わけわかんなくなるんすよね。僕の読解力のなさもあって、いまいち理解できませんでした・・・。ネットで検索して調べようかな。と。例の装置なんかは、相変わらず考えてくれてます。今回は本当に自力で抜け出す展開があって「おお」と思いましたね。
ラストの展開は読めましたけど。謎も残してあるので、6も楽しみにしておきます。

「地球が静止する日の巻」 2008年12月18日(木)
予告を観て、「おお。おもろそう」と。前情報は仕入れず、予告みて「どうやらキアヌが宇宙人らしい」という情報のみで観にいきました。まあ、厳密に言えば「古い映画のリメイク」っつうのも知ったうえでしたけど。最終的な感想は「いやいやいや。その題材はドラえもんの映画でとっくにやってるから」でした。でもまあ、リメイクだから、もしリメイクもこのネタだったらかなり時代を先読んでるな。なんても思いまして。調べたところ、リメイク版はちょっと違う。やっぱりそのときの世界情勢を反映させてました。このリメイク版は「今だからこそ」の映画なんでしょうけど。どうしても「今さら感」がぬぐえません。本当に環境破壊をか考えるなら、「映画1本分の予算でなんか役に立つこと考えよう」を映画にしてしまうぐらいの勢い、ヒネリが欲しいもんです。それにしても、キアヌは無機質、無表情な役がうまい。もっと、地球が蝕まれるシーンが多くてもよかった気がします。予算の都合ですかね。そういえば、新幹線出てきました。


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